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~あてんしょん~
こちらwrwrd!様の名前を使った二次創作になっております
本人様にはまったく関係ありません。
夏ごろに8番出口の映画?が出るらしいのでそれにのっかってみようぜ。
ということで
いってらっしゃーい
時は、大ゲーム時代。
スイカゲーム、モンハン、ポケモン……
様々なゲームが大量に開発、販売されておりゲーム市場はとても厳しいものとなっていた。
だがその中でも群を抜いていたのが、間違い探し型脱出ゲーム
『8番出口』
通常のゲームでも絶大な人気を誇り、
更にはゲームをモチーフにしたボカロ、映画等も注目を集めており
ゲーム界の織田信長といわれたほどであった。(諸説あり)
そんな『8番出口』を超えるため、男たちは流行語大賞を目指し、夢を追い続ける。
世はまさに、大ゲーム時代‼
とあるアパートの一室
男たちは
めちゃくちゃ死にかけていた!
「とんとぉん……あの、でき、できた。できっ、た。こ…はい、でできた。」
少女のような見た目の男、シャオロンはゆっくりとしたモーションで
目の前にいる『とんとん』と呼ばれた人物に持っているPCを差し出す。
その手は震えており、目の下には濃い隈。
甘栗色の髪もぼさぼさに乱れた状態で、とてもひどい有様だった。
そして彼の目の前にいる男も同じような有様であり、
虚ろな目で差し出されたPCを十秒ほど眺めた後、
「お前…ごふ、五分前に見せに来たばっかやろ……あれ五分前やっけ?い、や…三日前…?」
「え、しらへんし。おぉぉれは、あの、あぁ、ありがっ、とうございましたぁ……」
「おぉん」
こんな状態で彼らは何を作っているかというと……
そうゲーム!
彼らは新流行語大賞ノミネーションに向けて新作ゲームを開発していたのだ。
だが彼らはゲーム会社でもなんでもない。
ただ何となく集められたメンバーで何となくその場のノリでゲームを作っていた。
故にゲームの作り方のいろはすらわかっておらず、
ただがむしゃらに、考えて、調べて、作って、消して、プレイしての繰り返し。
連日の徹夜作業、ろくな食事も取らず、ひたすらPCとにらめっこ。
男たちはもうボロボロであった。
数人は既にPCに突っ伏す形で気絶しており、
残っている数名も頭が全く回っていないおかげで、
ゴミ袋をかぶってみたり、誰が一番上手く折り鶴を作れるかを競い始めたり
カオスに支配されていた。
そんな時
急に部屋のチャイムが鳴らされた。
除き穴を除いて様子を見ることもしないまま、シャオロンが玄関の扉を開くと
「あ、しゃおさーん遊びにきま……しゃおさんッ⁉」
「うわーぼっさぼさ。大丈夫っすか?」
ぐるぐる眼鏡の男と、紫色のヘルメットをかぶった気だるげな男
チーノとショッピが扉の前で立っていた。
2人は敗残兵のような有様のシャオロンを見るや否や、
慌てて部屋の中に入り、
唖然とした。
そうその目線の先に広がっていたのは、
PCに突っ伏している鬱とロボロ、
狂ったように千羽鶴を折っているゾム、
ぶつぶつと何かをつぶやきながらPCを凝視しているトントン。
そして散らかり、荒れ果てた部屋。
「人間ここまでおちるもんなんやなぁ…。」
「まじでなにがあったここ」
「なにもないで」
チーノの問いにシャオロンは心ここにあらずで返し、再びPCに向き直る。
見切り発車で書いたはいいものの続き思いつかなかったんだわ。