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よしっ、これであとは時間になるまで待つだけだ
ちょっとー来てくれる?
「はぁーい」
「なんのよう?」
今日の夕御飯作ってくれる?
お母さん出掛けなくちゃ行けなくて
「、いいよ、!」
ありがとう!やさしいわね、!
じゃあ、もう時間だからあと30分くらいかかるから
「わかった、きおつけて」
いってきまーす
「行ってらっしゃい」
ごめん、お母さんもう此処から出る、
探さなくて良い、いや探してほしくない
「手紙書かなくちゃ、」
お母さんへ
今までありがとう
もう此処は疲れちゃった
だからばいばい
自分勝手だけど許して
一生のお願い ◯
書いた後なんだか寂しくなって涙が落ちた
もう後悔できない、してはならない
そんな気持ちを抱え、最後だから、と
夕御飯を作り、集合場所へと行く
浮気された、大好きだった、愛してた世界一
なのに、あの人は浮気した
自分の何がいけなかったんだろう?
何回考えても答えがでない、でてこない
いや、でてほしくない、もうこんなこと考えてはだめだ、気持ちをしっかりと落ち着かせて、と自分に言い聞かせる、
あの人と離れて後ろを振り向いたなんとなく
あの人は少女二人見ていた、けど、私は
二人の後ろの独りぼっちの少女が気になった
連絡が来た、少女のお母さんからだ、
娘が手紙を残して居なくなった
と、言葉が喉に詰まって上手く出てこない
汗が頭から額へと垂れていく、
遅かった、あの言葉を明日伝えようと
していたのに、何て運が悪いんだ
そんなこと思っていてもしょうがないと思い
外へと走っていった
まだ多分近くにいる、とお母さんから言われ
教師全員で必死に探す、多分1時間ほど
経ったのだろう辺りはもう暗かった
今日は遅いのでもうやめましょう
と、スマホから校長先生の声が聞こえてきた
そんな言葉を言われてもまだ探したかった
はぁ、ため息をつきながら家の扉を空ける
リビングに行くと机の上に紙が置いてあった
ご飯作ったから暖めて食べといて
またか、お母さんとお父さんは、 教師だ
だから朝も昼も夜も家に居ない
寂しいという感情はもう小学校の頃に捨てた
中学校の頃言ったことがある
私の事なんかどうでも良いくせに!
って、両親が怒った顔は、久しぶりに見たし
顔も、声も、久しぶりだった久しぶりだからこそ、私が学校でいつも独りってこと
知らないだろう