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トラックは最早転生させるSCPなのかってレベルで出るよね
にゃ〜(面白そう)
この作品は思いついた物をそのまま書いています。ご注意ください。
[本編]
私の名前は星空 夢、人生は絶望で満ちていた。
毎日毎日虐められて、誰も味方してくれなくて、誰も庇ってくれなくて、何も無かった。私の話の聴衆は孤独だった。私は、そんな人生のことを糞と思っていた。そして、それは起こった。いきなりトラックが突っ込んできたんだ。
キキ-ッ
「危ないッ!」
え?
(衝突音)
この時点で意識は朦朧としていた。ほんの少し残った力で何とか頭を回したら、トラックに轢かれたということが一瞬で分かった。
(私、轢かれたのかな…結局、意味の無い人性だった。虐げられ、見捨てられた。嗚呼、もし、もう一度人生があるのなら。楽しく、生きたかったな─)
そこで私の意識は消えた。
「あれ…?」
目が覚めた、だけど先にあったのは信じられない光景が広がっていた。その前になんで私は轢かれたのに生きてるの?
これは…姿形が全く違う。肌は色白で、手足はシュッとしている。髪は綺麗な桜色だ。
「ここ…どこ…?そしてこの体は?」
そう思った瞬間、1つの声が聞こえた。
『ここはユートリス帝国とブランドラリス連邦国にまたがる サンネリア草原です。』
「え、誰…?」
そして、声の主は、
『私は貴方の異能力である代行者です。』
私の異能力、『代行者』だった。
「異能力?」
『異能力とはこの世界に関わる力で、中には異能力を持たないで生まれる者もいます。異能力は経験値を獲得することにより、強化が可能です。異能力の他にスキルがあります。 』
スキル?
『異能力に比べればその力は劣りますが使い方によっては強力な武器となります。』
あ!そういえばサンネリア草原って何?
『サンネリア草原とは、多種多様の魔物が生息くる、世界三大広域バイオームの1つに数えられています。サンネリア草原に生息する魔物で出くわす可能性が高いものにはスライム、ブラッドボアー、キラースネークです。』
後編へ続く