「でもまぁ、見てて飽きないけどね~」
フロイドがニヤッと笑って肩を組んでくる。
「で、今日のは何点?ジェイドの断り方」
「うーん、あの微笑の角度は完璧だったね。
でも“無理です”って即答すぎて、
若干情緒が足りないかな~。75点!」
「厳し」
フロイドがケタケタと笑う。
その隣でアズールが呆れた顔でため息をついた。
「ユメ、ほんとに……いつまでやるつもりなんですか、その告白遊び」
「遊びじゃないし!!! 真剣だから!!! まごうことなき本気!!!!!!」
「……そうですか」
何それ!?やめて!?!?
その“やれやれ”みたいな笑い方!
いや違うし。私だってね、
好きで毎日告白してるわけじゃないの。
……好きになっちゃったんだよ、どうしようもなく。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!