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▼ 〜第一話〜 ▼
▼ 出会い ▼
_お前になんて会わなかったら良かったのに
俺は雪乃霞、今年で大学二年生だ。
チャームポイントは少し長いから結んでいる黒い髪で特技は運動、恋人はいねぇよ(泣)ん?俺が今何をしてるかって?友人と食事中だ!長時間俺が黙ってるから滅茶苦茶静かだ……そろそろ喋った方が良いよな。
霞「なんでみんな黙ってんの?」
琴「お前が喋らないからだろ…」
このムスっとしてる奴は柚月琴だ、同僚で友人さ!大学に入学したての頃に出会った。塩対応だが顔が良いのでモテている、正直羨ましい。
心「私達、雪乃くんが喋ってくれないと喋れないよね…」
と、優しく微笑んでくれたこの人は天月心さんだ、柚月と高校が少しの間同じだったらしい、その頃は美術部に入っていたそうだ。こちらも可憐で良くモテている。だが恋人は作ったことが無いらしい。可愛い
以上が俺のベストフレンドである!
琴「なんかドヤッてる…」
心「何かいいことあったのかな…?」
琴「ふーん…俺先帰るね」
心「じゃあ私もそろそろ…」
と言い残し二人は去っていった。
霞「…俺も帰るか〜…」
俺は席を立ち、家に帰ることにした。
霞「寒っ…雪か 」
真冬の季節になったな〜、と思いつつ、俺は歩道を歩いていた。すると路地裏にある男が落ちていた。俺と年齢はあまり変わらない感じだがほぼ黒に近い青髪と緑の瞳、そして、とても綺麗な顔だった。それについ、見惚れて…、じゃねぇわ!早く助けないとこいつ凍え死ぬぞ!?救急車…は違うな……仕方無い、俺の家に入れるしかない。
_ふぅ、何とか家に運んだものは良いが…どうすっかな…と思いながら俺は対処法を調べていると、俺が攫った(誤解を生む表現)謎の男が目を覚ました。そして口を開き
?「_お前、誰だ?」
と、言って俺を睨んできた。ひどい!泣
霞「…俺は雪乃霞、路地裏にお前が落ちていたから拾っただけ…だよ」
我ながらちゃんと対応出来た気がする…。
?「そうか…、俺は小泉純だ」そう言った後、小泉はため息をついた。
霞「な、なんだ?」
純「いや…霞さんは髪が長いし背が俺より低いし顔が可愛いなって思って(笑)」
急にくすくすとソイツは笑ったんだ。
霞「…は?俺は格好良い言われてナンボだから可愛いとか辞めて貰えます?」
つい口調が悪くなってしまったが全てこいつのせいなので俺は悪くない☆など思っていると
純「ボーイズラブってやつっすよ」
霞「それは本当にやめて?」
俺は心さんに一途なんだよ!穢さないでぇ⤴︎!
純「え?もしかして霞さん同性の恋人いたことないんですか?」
キョトン、と小泉が首を傾げる。
いるわけねぇだろ???まず恋人探しからだよ!泣
純「すみません俺てっきり…」
霞「…そろそろ帰ったらどうかな?」
ニコッと出来る限り怒りを抑えて笑う。
純「確かにもう温まりましたし帰らせていただきますね。あ、そうだ」
ん?まだ何かあるのか?
純「路地裏に落ちてた理由は聞かないでくださいね、じゃあありがとうございました。」
とだけ言ってこの家から去って行った。
霞「…っは〜、疲れた…。」
と俺は大きなため息をついて寝転がる。
霞「…まあもう会わないだろ…よし寝るか」
と言って俺は風呂歯磨きを終えた後、瞼を閉じて眠りについた。
ーーーーーーー翌日ーーーーーーー
俺はいつも通り、大学に行った。
それでいつもの日常…
純「あ、昨日の霞さんだ、同じ大学なんだったんですね〜」
なんでこんなことに…っ!?
次回:第二話、偶然?