テレビ出演が決まり、
アイドルとしての活躍も家族に報告しようと町へ戻ると、、、
渡辺 『ふぅ、、明日がテレビ出演なのに、電車の遅延で着くのが遅くなったな、、』
ガチャッ 、
渡辺 『、、は、?』
其処には数年前に俺達を捨てた父親と、
母さんが 、 玄関脇に寄りかかるようにして倒れ込んでいる
俺は理解が追いつかなかった 、
1家心中?そんな言葉が頭に浮かび上がった
家族 、、
渡辺 『おいっ、いるかっ?!』
俺は妹の名前を叫びながら家中を探し回った
妹は血だらけの包丁を震える手で持ち、
過呼吸になっていた
渡辺 『っ、、何が、あったんだ、?』
妹の背中を摩りながら今起きていることについて追求をすると、
妹 「、、私が、、殺し、ちゃっ、た、、 」
その言葉を言い終わると同時に妹は、、
自らも刺し 、、、
その後 、 明け方になり近所の人達が
回覧板を届けに来た際に、無惨な光景を目にしたので 、警察に通報が行き 、
俺は事情聴取をされ 、
妹が殺した 、なんてことは言えず 、
年齢は 17歳 、
高校生 、だと妹の経歴を喋り 、
俺があたかもしたかのように、騙した
当時はそんな時間をかけるほどのものではない
未成年ということで 、釈放された
年齢すらも確認せず 、、
俺には都合が良かった 。
こんな事件よりもおおごとな事件に手が焼いているからこそ疎かにしてくれた 。
あの日のことは後悔?なんかしていない
涼太と佐久間には迷惑をかけたなぁ、、、
でも、謝ったところで俺の罪は許されない
だったら、、
嫌われ役にだって、なってやる、、
渡辺『、、、、』
目黒「すぅ、、、すぅ、、」
俺のことを信じて 、
逃げる選択肢を与えた 、目黒蓮。
彼のことはまだ、理解ができないし、、、
まして 、恋愛対象でもない 。
でも、なぜだろう 。
彼との未来 。君と笑って過ごせる日々を夢見ているのは、、俺の 、、もう一つの罪なのだろうか、
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