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私たちは買い物に来ました!
「凛、この服似合いそう。着てみて」
『可愛い〜!わかった!着てみる!』
弔くんは私の服選びをしてくれてる
弔くんが服屋さんに入るのって何だか新鮮で
何だか…………
可愛い空間に、弔くんがいるって
萌える。
ウグググ……(悶えてる)
実はちょっとなんだか最近の弔くんは優しすぎて、なんでもイエスマンで
ちょっとだけね、不安になる
こうやって買い物に行けたり、
気軽に近くのスーパーやコンビニ、薬局とか
散歩とか外に出る機会が増えた
前までは
〝嫌だ、面倒くさい〟
〝凛を外に出したくない〟
〝凛を他の男に見られたくない〟
だなんて言ってたのに____
「凛、似合ってる。可愛い」
店員「お客様お似合いですよ〜〜」
『えへへへふへ、そう?///』
笑い方きも私。
「その服、買ってあげる。」
『え?!ほんと!?』
「うん。」
弔くんはそのまま私の手を引き
レジに向かう。
店員「ありがとうございます〜!
このまま着て帰りますか?」
『あっ、はい!』
そしていつものブラックカードを出し
(先生まじで何者!?)
店員「タグ切っときますね〜」
「ああ、頼む」
……
弔くんが、こんなに
積極的に洋服選びを手伝ってくれるなんて。
〝凛の代わりなんていくらでもいる〟
あの日の言葉を思い出す。
冗談、だよね……?
こんなに弔くんは優しいのに。
私が不安になる必要なんてないよね?
_________
「凛、こういうの好きでしょ、飲む?」
『好き!飲みた〜い』
スタバを通ると弔くんが声をかけてくれた。
私が好きな物分かってくれてるのが嬉しいのと
「どれ飲むの?」
『うーん、これかなぁ!新作だし!』
「わかった、他は?」
『え?他もいいの?』
「いいよ」
『じゃあこのスコーン食べたいな……』
「ん、わかった。」
こうやってエスコートしてくれたり
「凛、
なんか、他に入れる?先にそこの席座ってていいよ」
『はちみつ上からかけたい……』
「ん、どんくらい?」
『いっぱいかけてほしい……』
「ふは、ほんと甘ったるすぎるのが好きだね凛は」
気を使ってくれたり
「凛、おまたせ」
『うん!ありがとう弔くん』
「ん……」
そう言って弔くんは頼んだコーヒーを飲みながら私が頼んだドリンクを渡す
「なんだっけ……これの名前」
『ストロベリーメリーフラペチーノだよ!』
「ストロベリー……メリー……フ……フ、長すぎ。」
『あはは!長いよね!』
そう言って2人、笑いながら____
なんだこれ、幸せすぎんか?