テラーノベル
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本当にこういうところが颯太らしいというか……キモイというか。
呆れと羞恥がごちゃまぜになって脳を支配していく。
だが、結局こいつに強く言われると断れない自分もいる。
「めんどくせ…嗅いでからクセェっつっても聞かねぇからな?」
「もろちん♪」
颯太は満足そうに微笑みながら俺の肩をポンと叩いた。
寝室に入ると、いつも通り自分が寝ているベッドだというのに
今からコイツとセックスするという
未知のことを今からするということに変に緊張してしまう。
見慣れた天井も、いつも使っているシーツの感触も、すべてがまるで異空間のように思えてくる。
いや、無理もない。
こんな自由人男が俺相手を優しく抱くなんてことも想像できない。
「……なんか変な気分になるな」
「あれ、恥ずかしくなっちゃった?」
「違ぇよ。俺マジでなんも分かんねぇから…ビビってはいるけど」
颯太はクスリと笑って
「可愛いとこあるじゃん」と言いながら、俺をベッドに押し倒してきた。
視界が激しく揺れ、次の瞬間には背中にマットレスの弾力を感じる。
上から覆いかぶさってくる颯太の体躯が、信じられないほどの圧迫感となって俺を支配した。
「お前…強引すぎ」
「ほら、いいからズボン脱ごうね?」
「ちょっ!」
抵抗する間もなく足首を掴まれて、強引に開かされた。
床を蹴ることもできず、ふわりと身体が宙に浮き上がる。
視界が上下逆さまになり、世界の重心が失われる。
気がつけば硬い肩の上に担ぎ上げられていた。
がっしりとした肉体の質量が直接肌に伝わり、頭に血が上る。
そして次の瞬間には手をかけられて
「あきらってば、もう勃ってるじゃん」
颯太は悪戯っぽく笑いながら、俺のジーンズを完全にずり下ろし、床に放り投げた。
パンツ一枚になった途端に羞恥心が増す。
遮るもののなくなった下半身に
部屋の冷たい空気が容赦なく触れ、情けない感覚が全身を駆け巡る。
「お前のせいだっつーの……」
反射的に抗議の声が出る。
恥ずかさと苛立ちが混ざり合い、顔全体に熱が集まるのがわかった。
耳の裏まで真っ赤に染まっていくのが、自分でもはっきりと自覚できるほど熱い。
思わず股間を隠そうとするが───
「手邪魔」
一言で制されてしまう。
強い力ではないが逆らえない圧がある。
有無を言わせないその低い声に、すくむように腕の力が抜けてしまった。
「はいはい、じゃあローション垂らすからねぇ」
颯太はどこからか取り出した小さなボトルを軽く振りながら笑っている。
俺の反応を楽しんでいるのは明らかだった。
ゆっくりんぼーダンス
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猫塚ルイ
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#戦闘
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