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第二の人生は苦しく幸せで!

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第二の人生は苦しく幸せで!

25 - 奴隷解放は簡単に

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2025年03月16日

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真はさらに幸せを手に入れていた 寝て食べて魔法の練習真の好きなもの全てが揃っていた、だが何か間違っている気がする前世があんなにも酷いものだったのに今こんなにも幸せな生活をしていて良いのだろうか。という疑問が頭によぎった、だが真はそんな自分にとって都合の悪いような思いは無くそうとしている

「俺の生きる理由ってのは何だろうな」

普通の異世界転生の主人公ならばこんなにもブルーな感情はなかなかない、だが真は前の人生では引きこもりそして親にも迷惑をかけていた真はあの時の自分の行動をかなり後悔している。そして真は自分がどれだけしょうもない人間なのかを再確認し何か自分にできる事を考えた

(うーん村人の安全?それとも食料問題?本当に必要なことはなんだ−−−そうだ!奴隷の解放だ!)

「ルードさん貴方は奴隷をどう思いますか?」

「難しい質問ですね、あの方達は私達の生活を支えてくれる人たちです。」

真は何と言えば奴隷解放への障がいにならないかを考えた

「−−−一つ良いでしょうか?もし俺があの奴隷達を解放して親のとこに戻すと言ったらルードさんならどうしますか?」

ルードは躊躇ったがやはりこう発した

「その時私は遠くから見ていますね。」

(きっとシンさんは奴隷達が可哀想で行動するのですね。ならば陰でサポートをしないとですね)

ルードは何となく察した

「そうですか」

そして真は玉座に行きリベットへこう言った

「父さん、奴隷を解放してみるというのはどうでしょう?いきなりであまり分からないと思うの説明をします」

「奴隷解放?別に良いぞあの雑務くらいこの城にいる者達が自分でやれば良い話よ。これで良いか?」

真はかなり疑問に思ったならば何故奴隷がいるのかと

「何故、そんなにもあっさりと捨てられる存在なのに奴隷なんて地下にいるんですか?」

「実はな、あれは奴隷商から買っているんだ何故かって?我以外の者で奴隷をあんなふうに扱う者がいないからだ」

真は奴隷を物扱いしているのも少し怒っているがさらに疑問は深まった

「それなら父さん以外ならどんな対応がされていると?」

「うーん、だいたいは自分の性に合う拷問、実験、あとは本当に少数だが仲間にする…だからと言って幸せになれるというわけではない」

「そう、だったんですね」

「まぁ、そんな感じだどうだ?」

「納得しました。」

真は考えたあの奴隷達を解放した後はどうするか

(うーん、村で育てる?でもあれは本当の親ではない。ならば城で?だがそれだと金がかかる−−−どうする?)

「さぁ、考えていても仕方がないぞまずは奴隷達をお前の配下にして育てれば自然と考えが浮かぶはずだ」

(何でそんな自然と浮かんでくると思うんだよ!まぁ、良いか一度言うことを聞いてみるのもありだよな)

そして真は地下牢の中に入った

(さてどうする地下牢に入ったは良いものをその後だ、というよりかはここにいる子達が外に出たいかだよな、いや今はそんなことはいい)

「皆んな聞いてくれ!皆んなは今奴隷の身だ!だがもう出れるだがその後は行先のない君たちだ、なら君たちは俺について来いそうしないとここからは出さん!」

真はかなり極端というか自分勝手な発言をしただがここから出るには真の配下になるしかないならばどうするかそれは一択なのだが、奴隷達は前奴隷商から酷い扱いを受け今じゃ人間不信、奴隷達はかなり混乱している

「どうする?」

「でもどうせまたアレだよ?」

「だよな」

「…」

真は少し考えたそして出た結論がこれだ

「皆んな!少し強くなって兵士になるってのはどうだ?」

「でも私兵士なんて魔法も使えないし」

「俺は力が弱くて」

確かにそうだ奴隷の中には力のないものや魔力を持ってはいるが魔法が使えない者もいるならばどうする?と考えた時ルードが現れた

「皆さん、大丈夫ですよシンさんは皆さんに被害を与えたりしません。それに力や魔法を扱えない方々は私のもとで錬金術や鍛治メイド作法など様々な事を教えますので。あと皆さんはこのシンさんの提案に乗らなければ一生何も変わりませんよ?」

(凄いなルードって俺と違ってちゃんと説得力のある言葉だ)

「まぁ、ルードさんがそういうならな…」

「良いぜ俺は兵士になる」

「なら俺は」

「なら私は」

どんどん賛成者が現れたそして

「では兵士になる方はシンさんに着いてってください、そして錬金術やら何やらを学ぶ方は私に着いてきてください」

(ルード絶対前世教職だろ!)

真はかなり感心した一瞬で奴隷達をこんなにまとめた、さらに真は奴隷達から信頼を得ているのをルードだと知った。

続く

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