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韮音 @み!るきーず
おそらく何がなんでもこの人には勝てない
出会った時からそう思った
雨が降っていた
夜23時過ぎ
路地裏の小さなバーは雨の日ほど静か
カウンターの中で手際よくグラスを磨きながら、吉田仁人は小さく欠伸した
「 今日は客も少なくて楽だな 、」
その時 、扉のベルが鳴る
入ってきたのは 、黒いパーカーを被った青年だった。
髪は少し濡れていて 、肩から雫が落ちている
仁人は慌ててタオルを差し出した。
「 大丈夫?びしょ濡れじゃん 」
「 すんません 、ありがとうございます 」
ペコッと頭を少し下げ 、濡れた髪を拭く
フードを外すと随分と顔の整った青年だった
「 あ 、飲む? 」
「 バー 、あんま来たことなくて… 」
「 じゃあ苦いのは苦手? 」
「 はい 、」
仁人は少し考えて 、甘めのカクテルを作り始める。
舜太はその手元をぼんやりと見ながら 、空いてるカウンターに腰掛ける。
「 はい 、飲みやすいと思うよ 」
舜太は1口飲む
目を少し赤くした
「 うま 、なにこれ 、、」
仁人はそれを見て少し口角を上げていた
「 なんですか 、その顔 、笑 」
「 君 、名前は? 」
「 曽野舜太です 」
ふーんと顔を逸らしながら言う
その顔をぼんやり見ていると 、段々と視界が歪んでくる。
「 あれ 、… な 、にこ…れ 、? 、」
最後に見たのは彼の微笑んでいる顔だった
「 舜太 、ゆっくり眠っててね 、♡ 」
コメント
1件
えっ待って待って待って…!🥺💦 最初はほんわかバーでの出会いかと思ったら最後の仁人の「ゆっくり眠っててね♡」で全てが変わったんだけど…!?!? 舜太くんかわいくて純粋そうなのに、まさかの展開すぎて鳥肌立った😭💫 何このギャップ…無理…続き気になりすぎて今夜眠れないんですが…!?!? 曽野さん天才すぎん???✨