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「夏だ!」



「海だ!!」











「課題だ…。」

『遥乃ちゃんちゃんとやってる?』

「やってるぅ…でも終わんない…」

『どこがわかんないの?』

「全部〜」

『嘘つけ〜w』


ペラッ


「あ゛ッ?!ちょ待っ!見ない…で……」

『…白紙……』



ミーンミンミンミーーーーン…ッ



『…やる気ある?』

「十分にあるです…」



ひょんなことがあってから早数ヶ月

色んなこともあったけど…

いよいよ待ちに待った夏休み!

だけど課題が終わんなすぎて初っ端泣きそう………

課題なんて最終日にやり込むタイプだったから初日にやるなんて想定外だよ…



「花奏ちゃん写させて…」

『だーめ。夏休み明けのテストだめになっちゃうよ?』

「うぅ゛ッ…い、いいし…」

『…成績低かったらもう宿題見てあげない』

「ぅえッ?!そ、それとこれとは違ッ…」

『じゃあやること!』

「う゛ぐッ……はい…」


(可愛い顔して鬼なこと言うな…)

(さすが成績トップ…勉強できない税には無理なことを簡単に…)


「…ん?」

『? どうしたの?』

「……海…」

「行きたい」

『へ?』


『…あぁ…このカレンダー?』

『綺麗だよね』

「うん!超綺麗!」

『海かぁ…行ったことないな』

「え゛?!行ったことないの?!」

「家族とかで…」

『…家族……か。』

「ぁッ……」


(やば…まずいこと聞いた)


「ごめん…」

『ううん!いいの!』

『それより…海…行きたいなぁ』

「行こうよ!」

『ッえ…』

「夏の思い出作ろっ!」




『…まさかとは思うけど』

『課題、したくないだけじゃないよね?』

「ぅぐッ…」

『……図星ですか…』

「そんなことは…」

『じゃあ今から課題やろ〜』

「ぁえッ…それは…ちょっ……と、」

『……ふふッ…w』

「な、何笑ってるのさ?!」

『ううん、っw なんでもないw』

『行こ!海 ニコッ』


ズキューーーーーーーーンッ


「行くっ!///」




というわけで水着を買いに行く





「んー…悩むなぁ…」


(水着なんて着ないからなぁ)

(海だって昔家出した時少し近寄っただけだし…)

(にしても水着ってどんなのがいいの…?)


「…胸、そんな無いしな…」


(自分で言っといて切ない)


「…! スク水…」


「これを…花奏ちゃんが……」





〜回想〜




『ちょっと恥ずかしいけど…///』

『似合…ぅ ?////』




「あーやっべ鼻血出る」

『決まった?』

「ぅうわぁッ?!!」

『…なんでそんな驚くの…ムスッ』

「ぁ、あぁごめん…」

『で、何着るの?』

『ちなみに私は決まったよ』

「へぇ〜どんなの?」

『これ!』



花柄のビキニ



(はい好きーーーーー)

(センスが花柄なのも萌える。)

(…私は上に1枚着るし……)

(似たようなやつにするか)


「んねっ、それもう1枚ある?」

『んぇ?色違いだけど…』

「うんっ!それにするっ!」

『…お揃い…//// ((ボソッ』

「ん?なんか言った?」

『なぅッ?!/// なんでもない!』

「ふーん?」


(まぁ聞こえてたんですけど)

(流石天使。好き)



店員[お会計 3600円になります]

「はい」

店員[3600円ちょうどお預かり致します]

店員[ありがとうございました〜]

「ありがとうございま〜す」



「買ってきたよ〜」

『私も買えた』

「あ、いつ海行く?」

『んー…無難に明日…とか?』

「お!いいねぇ」

「楽しみっ!」

『うん!楽しみだね!ニパァッ』


(あ゛ーー眩しい)

(男だったら惚れてる)

(女の子でも惚れるけど)

(なんなら惚れてる)


「もう遅いし…帰ろっか!」

『うん!』

『…ぁ…の』

「ん?」

『…手…繋ぎたい…かも…っ///』


ズキューーーーーーーーンッ(本日2発目)


ギュッ


『?!///』

「帰ろっか!ニコッ」

『っ〜/// うんッ…///』






はぁい4話終了〜

次回!海☆デュエルスタンバイ!

てか累計いいね数が2000行きました

まともに感謝しかない…すこ

ほんとありがとうございます!

そしてアルファルトも100行きましたぁ

嬉しすぎんすく〜!

これからもがんばらせていただきますぅ(媚

とりあえずここまで見てくれてありがとう!

おつにだんごー!

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