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_今日から始まる。_
ジリリリ ジリリリ⏰
俺の朝はいつもうるさい時計から始まる。
毎日母が焼く食パン。そろそろ味にも飽きてきたものだ。いつもいつも、「勉強しなさい」「なんで普通じゃないの」本当にイライラする。そんなことを思いながら俺は学校に向かう。
黒板の音をききながら俺は気だるそうに授業を聞く。
「…ずも!」「…いずも!」「出雲!!!」
「お前、俺の授業を舐めているのか?!」
カンカンに怒った担任は顔を真っ赤にしてこちらを見ている。
まただよ、。俺の担任の柳。うるさい、寝てるからなんだよ。
「お前のせいで授業がとまっているんだぞ!!」
『は、?そっちが勝手に怒ってるだけじゃん』
「な、なんだ!その口の利き方は!!」
ムカつく、むかつく、むかつく
俺の感情には限界があった。
ガラガラ🚪
「おい!話は終わってないぞ!何処に行くんだ!」
柳の話を無視して俺は教室を出た。
ムシャクシャした心を溶かすにはここが1番落ち着く。桜の木のある公園。小さい頃、連れて行ってもらった。大して思い出はないけど俺はここが好きだった。
しばらくすると後ろの方から声が聞こえてきた。
モブ!「お前、なんだその気味の悪い目wきっしょ」 「や、やめて」
どうやら高校生同士のいじめのようだ。
俺は関係ない。いつもどうり、、
「お前はどうして普通じゃないんだろうなw」
「助けて」
気づいたら体が動いていた。ムカついた。
いつもはこんなはずは無い。構わなかったのに、
まあどうでもいい。
「あ、あの!」
「待って!!」
そこに立っていたのは向日葵のような目をしていた少年だった、。