vvt 短編集

🐼×😊

sm視点

なかむは心配症だ 。

俺が他の誰かに汚されてしまわないか 、誰か他の人の元へと行ってしまわないかすごく不安らしい 。

そんなの心配しなくたって大丈夫なのに …ね 。

そんな俺も 、最近電車に乗ることを許可された 。

実は …電車禁止令が出されていたんだ 。

1回俺が痴漢にあって声を出せとなかむに散々叱られた 、それからは電車に乗ることを禁止されていたのだ 。

なかむとは基本的お家デート …という名のえっちなことばかりだから電車を使って出かけることはない 、だからそこまで困ることもなかった 。

そろそろ大丈夫だろうと禁止令をといてくれ 、久しぶりに2人で電車に乗って出かけている 。

nk 席空いてるかな …

sm 空いてなくてもなかむが守るでしょ …？今回そばにいるんだから 。

nk …ほんとずるいよね 。

sm 知らない 。

そんな会話をしながら電車に乗るが 、日曜だったため案の定混んでいて立つしかなかった 。

大丈夫 、なかむがいるから 。

ー数分後ー

立ってるのってこんなきつかったっけ …

最近ずっと家にいるからな …。

その時 、おしりのあたりに変な感覚があった 。

生暖かい手で触られているような 、あの時の気持ち悪い感覚 。

なかむに声をかけないと …そう思っても声が出ない 。

すぐに目的地の駅についたため触られるだけで済んだ 。

nk …やっぱスマイル電車乗るの禁止

sm え ？

電車から降りて駅を出ようとした時 、そう言われた 。

sm なんで …？

nk 声 …出してって言ったじゃん 。

全てを理解した 。

あの手はなかむ 、俺を試してたんだと 。

sm あ …

nk ほんと …もうちょっと危機感持たないとだよ 。ねぇ 、同棲しようよ 。そろそろ監禁も視野に入れてるんだけどさ …どう思う ？

なんというか …言わせてくれ 、怖い 。

普通に怖い 。

sm 遠慮しときます …

nk ふはっ 、wまぁ冗談だけど …でも 、次なにかされたらちゃんと言うんだよ ？言わないならもう …ね 、、

sm はい …

愛が重い彼 。

怖がってるふりをしてる俺 。

本当はもっと愛で埋めつくしてくれたっていい

監禁してくれたっていい

もっと彼だけで俺を埋めて欲しい

こんなことを思ってるのは俺だけの秘密 、

ただ …

その重い愛を持ってるのは自分だけじゃないよ 。

---

ぬぁぁぁぁぁだめだ書けない …