キャラ崩壊注意
オリキャラ注意
九条華の年齢は27歳
山雪心愛は32歳
捏造注意
もしかぶ〜名家の女の子〜の続き
それでもいいよって方はどうぞ。
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私の名は伊集院茂夫。
外道を地獄に落とす拷問ソムリエだ。
この世には限りない理不尽が多く生まれて来なければよかったと思う人も多く存在する。
今回の依頼人もその内の一人という。
彼女の目はまさに決死の覚悟を決めた顔をしている。
伊集院『では、ご用件をお伺いします。』
??『はい、私の愛する両親と、お仕えるする主人を苦しませている汚物をこの世から消してください。』
伊集院『詳しくお願いします。』
山雪心愛と名乗った女性は代々旧華族である九条家に使える者として産まれた。
彼女はものごごろがついた頃からありとあらゆる雑用や勉学に励んだ。
山雪『掃除が終わったら、洗濯と庭の手入れとお勉強っと』
山雪母『心愛、お疲れ様。仕事が終わったらお茶にしましょ。』
山雪『うん!ママ。』
彼女は母親はメイド長として責務を果たしながらも子供に深い愛情を与えた。そして山雪氏はその愛情に答える如くに齢4歳にして家事を全て平行しながらも立派になってゆく。そんな彼女を母親は誇りに思っていた。
山雪『ママ、庭の手入れは終わったよ。』
山雪母『素晴らしいわぁ。あなたは自慢の娘よ。』
そんな、彼女の人生を変えた人物が現れた。
華『あぅ、、あっ。』
山雪『華様?大丈夫ですか?』
それは、赤ちゃんの頃の九条華。山雪氏は5歳にして彼女の専属メイドとして働く事が決定した。
それからというもの、九条華は幼いながら音楽や文学など幅広いものを学びそれは彼女の才能を開花させた。彼女はまさにはたから見たら”神の最高傑作”と言ったところだろう。
山雪『華様、御用意が出来ました。こちらへどうぞ。』
華『えぇ、ありがとう。』
そんな彼女に使える事は、山雪氏にとっては自慢や誇らしさがあった。
山雪『(私は、九条華様に使えるメイド。華様の幸せは私の幸せ。)』
そんなある日、山雪氏の母親は突然亡くなってしまった。
山雪『ママァ!!!何でなの??!!ママァ!!!(泣)』
山雪氏は涙を流し、彼女の母親の葬儀が終わると同時にとある不穏な影が動いた。
藤原『今回の件も上手くいきましたね。』
誠『あぁ、お前の病院ではいつも世話になっているね。』
心愛『(あれって、当主の誠様と藤原家の当主様?)』
そこにいたのは、当時藤原家の当主 藤原定家と九条家の当主 九条誠だった。
藤原『にしても、よかったんですかぁ?あんなちいちゃい子の親の内蔵や血液、金をも奪っちゃってねぇ。』
誠『九条家とはそうやって生きてきた。それは大正時代から変わらずにな。』
なんと九条家は元は天皇の側近として使えるものだった。それ故に金に異常なまでの執着をし、それは狂気的なまでに…そこで当時当主を勤めていたものはこんな考えを思った
当主『どんな人間もいつかは腐って死ぬ。なら、それを利用し死んだ人間も生きた人間をも金に変えてやろうではないか。そう、世の中は金が全てだ!!!』
そこで奴らはたくさんの人を雇った。
そして彼らに誓約書としてあるものを書かされる。それはあまりにも非人道的なもので
”1つ、私が死んだ際にはそのものは全て九条家に捧げる”
”2つ、病気に感染した場合は特別室に行きそこでの生活をする”
”3つ、毎月血を60mL捧げる”
”4つ、九条家へ生涯を捧げる”
”5つ、女性は必ず子を産み子を働かせる”
これを条件に奴は人を雇い、最初こそ労働者は幸せだったが段々と血を抜かれたことによるストレスや疲労。死んだ際に愛するもの達に何も残せれないという絶望。それは 子や孫にも背負わす重りとしては充分すぎるものだった。
彼女は…彼女の一族はこれを100年以上も苦痛に耐えてきたのか。
全てを話終えると山雪氏はこう言った。
心愛『私は華様に対して恨んだことは一切ありません。華様は一族の全てを知った際に働いてるメイドと執事に対して全員に』
華『あなたが私を恨んでいるのならここで殺しても構いません。ただ、今後は私は一切あなた達にそんなことはさせませんからね。』
彼女の言う九条華とは慈悲深くも情熱的な執念と意志を持って女性なのだと言うのがよく伝わる。
そして彼女は深々と頭を下げた。
心愛『だから…だからこそ!!お願いします!!!!伊集院さん!!!!』
伊集院『山雪さん』
そしてついに彼女に鬼が宿った。
心愛『華様は心優しいお方で毎日、私たちに労いの言葉をくれます。”ありがとう”、”お勤めご苦労様”などママが言ってました!華様は歴代九条家のなかでもとてもお優しく慈悲深い方だとそんなお方がまた苦しむ。そんな歴史の繰り返しなんてやっていいわけが無い!!!!だからあの藤原家をクズ共を殺してくれ!!!!!』
伊集院『わかりました。このその怒りを伊集院が晴らします。』
山雪『お願いします。』
________
私は早速五代とコンタクトをとった。
五代『あぁ、九条家と藤原家の事ね。裏ではとても有名な話さ。』
五代『九条家と藤原家は大正時代の頃から旧友で代々クズの所業を尽くしている極悪人だよ。九条家が主に人材を、藤原家が物資の提供。2つのものが繋がって100年以上の負の歴史をずっと作っているのだよ。』
伊集院『なるほど、クズの一族というわけだな。しかしそのクズの一族の血を受けずいているのにも関わらず抗うとは…九条華とは驚異的な精神力だな。』
五代『その九条華というのは旦那もよく知る人物だよ。』
伊集院『なに?』
五代『天羽組の小峠の旦那だよ。彼女は20年以上も男装して過ごしてきたんだ。それも天羽組という名の修羅の場所でね。』
伊集院『なるほどな。(あの華太の精神力と執念さえあれば可能ではあるが小峠華太という人間には不可能なところも多く存在するな。)』
伊集院『つまり、今回の依頼の件では華太は殺さずに藤原家の人間のみ始末というわけか。』
五代『そうなるね。ちなみに藤原家の人間が全員参加する大イベントがあるだけど粛清日はその日にしたらいいんじゃないかな。 』
伊集院『その日とは?』
五代『2日後に行われる藤原家現当主 藤原貞治と九条家次期当主 九条華の結婚式の日だよ。きっとこの日になると天羽組と京極組、MORRIEの人間が動くだろう。』
伊集院『それはいいな。』
山雪氏の無念と100年以上続く歴史を終わらせよう。国が許そうと私が地獄に送ってやろう。
(続く)
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