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((放課後、教室の窓際。夕焼けの光が差し込む中、🐶と🐰が向かい合って座っている))
🐶「なあ、ヒョン……最近、ちょっと変わった気がする」
🐰「変わった?」
🐶「うん。昼休みとか、教室で一緒にいると、なんか周りの目が気になるようになって」
🐰「……俺も感じてた」
🐶「クラスのやつら、何か言ってるのかな?」
🐰「まあ、言われてるんだろうな」
🐶「嫌だなあ……」
🐰「でも、隠すのも疲れたんだろ?」
🐶「そうかも。ヒョンといるの、自然でいられるから」
🐰「俺もだ。だから、言いたいんだ」
🐶「なに?」
🐰「もう、隠さなくていいって。ゆっくりでいいけど、俺たちのこと、ちゃんと知ってほしい」
🐶「でも、怖いよ。変な噂とか、面倒なことになるかもしれないし」
🐰「それでも、俺はヒョンの隣にいたい」
🐶「俺も、ヒョンとずっと一緒にいたい」
🐰「だったら、少しずつでもいい。歩み寄ろう」
🐶「うん、ゆっくりで」
((二人の手がそっと重なる))
🐶「ねえ、これからどんなことがあっても、俺たちの秘密は守ろうな」
🐰「ああ。絶対だ」
🐶「約束だよ」
🐰「約束」
((夕焼けが二人の影を長く伸ばし、静かな教室に温かい空気が流れる))