ドシュッ
目を開けると
打ったであろう人が、原型がなくなるぐらい、ぐちゃぐちゃになっていた
zm「、、、、」
そう、これが神というものだ
慈悲があるようで、ない
これが現実の神だ
zm「多分、、これ、、、」
このぐちゃぐちゃ具合ならあの神様だろう
漆黒の髪、純血の様に赤い目、そして特徴的な赤いマフラー
確か名前は
zm「トントン、、、」
tn「は〜い」
zm「なんでこんな事、、、」
tn「なんでって、、、」
tn「ゾムを傷付けようとしたからやで?」
そう言うとトントンは悪魔の様に嗤った
zm「あ〜、、、そっか、」
あまり深くは追求しない、知らなくていいものもこの世にはあるのだから
zm「けどこんなぐちゃぐちゃにしんくても良かったんちゃう?」
tn「そうか?」
zm「おん」
tn「まぁ、次から気をつけるわ」
zm「、、、ほんまに?」
tn「おん、ほんまほんま」
多分無理だ、
トントン達の『次から』はほとんど守らない
zm「そう、、、なら良かったわ」
tn「おん!」
zm「てか、、、」
zm「なんで最高強度の神力を使ってん、、、、」
tn「そりゃあゾムを殺そうとするから、、、」
トントンの神力(しんりょく)は『聖剣』
トントンが持っている聖剣を自由に操れるというそこそこ便利な神力だ
だが、剣が鋭さが劣る神力とは相性がよくないらしい
zm「ふ〜ん、、、」
zm「そっか」
tn「おん、そうや」
tn「ま、俺の用は済んだしそろそろ帰るな」
zm「おん、分かったわ」
tn「じゃ、また会おうな、ゾム」
zm「!」
そして、もう一度目を開けるとトントンはそこからいなくなっていた
さっきの出来事が何もなかった様に
次の日
お菓子を貰った
送り主は€国の総統らしい
zm「美味しそう、、、」
よし、食べてみよう
そして俺はお菓子を口に入れた
その瞬間
zm「!?」
zm「ケホッ、ゴホッ」
やば、これ毒、、、
そんな事を思っていると
「あ〜あ、大丈夫?」
と、声が聞こえた
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