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「ごはんも作り終わったし、そろそろ起きてきたりしないかな…」
二階に続く階段の方を見ながら、にゃぽんはそうつぶやいた。
エプロンを取り、作り置き用のおかずたちを冷蔵庫に入れ、念のためにと出来立ての朝ごはんにラップをかける。
しばらくしたら来るだろうと思い、テレビを点け適当なチャンネルにする。
…昨日と似たようなニュースが流れ、ため息をつきながらスマホを取り出した。
それから十数分後
「暇だし、あの社畜の様子を見に行きますか。」
よっこいしょと言いながら立ち上がり、音をたてないようにゆっくりと進んでいく。
日本の部屋の前に来たが物音一つしないことに、寝てるだろうと思いながら襖を静かに開ける。
「…いつもどんな生活しているの…?お兄ちゃんもう9時だよ?」
「…ぃ、そらにぃ……ぁそ…」
「寝言…お兄ちゃん起きてても夢を見てるのに、夢の中でも夢を見てるの?
…羨ましいよ、幸せそうなお兄ちゃんが。もう羨ましい超えて憎たらしいくらいに。」
そう言いながら、優しく日本の頭をなでるにゃぽん。
「さて…」と言いながらゆっくり立ち上がり、部屋を見渡す。
「この様子だと、服を入れてる箪笥の中が悲惨なことになってそうだけど…うわやっぱり、私服絶対着てないやん」
「アルバイトで家政婦してるし、ここはいっちょ腕の見せ所ね!」
そのままにゃぽんは箪笥の中にある日本の私服を全部取り出し、どこからか持ってきた洗濯籠の中に突っ込んだ。
そこそこの量が籠の中に入り、にゃぽんは物音をたてないように慎重にその場を後にした。
「…お兄ちゃん、どんな夢見てるんだろう…」
幼き頃の日本 side
「…ん、…ーい、おーい日本ってば、起きてる?風邪ひくよ~」
『…あれ、ぼくいつからねてた…?』
「寝ぼけてて可愛い~!」
『あ、空兄おはよ…』
まだちょっとねむたくて、目をこすっていたら空兄にめってされた…
つくえの上を見ると、色えんぴつとかきかけのかみ…おえかき中にねちゃったんだ…
そうだ、あと陸兄と江戸じいちゃんかかなきゃ
赤い色えんぴつを手に取ろうとしたら、ころころってにげられちゃった…
おいかけようとしたとき、ふすまがあいて、むってかおした海兄が入ってきた。
『海兄、赤いあれとって』
「ん?…あぁこれか。はい。」
『ありがとう!…この子ね、ぼくのこといやだってね、にげてったの』
「ツンデレなのかもね、海みたいに」
「空お前どういうことだそれは」
『つん…でれ?』
つんでれ、ってなんだろう…ってかんがえてたら、海兄と空兄のいつものおにごっこがはじまった。
お兄ちゃんたちのおにごっこは、見ててすごくたのしいからだいすき!
空兄はにっこにこだけど、海兄はおこったかお。でも海兄、空兄とのおにごっこのときちょっとたのしそうって、さいきん気づいたんだ!
そのこと海兄に言ったらね、空兄にぜったいに言わないでってこわいかおでいわれたけど…
「って、こんなことをしている場合じゃない。空、ちょっとこっちに来い」
「……相当大事なことなんだろうね。わかった。」
『ぼくもいく!』
いつもみたいにつれてってほしくて、海兄に向かって手をのばしたの。
そしたら海兄、ちょっとかなしそうなかおした。
「ごめんな日本。しばらくしたら戻るから、ここで待っていてくれ。」
「僕日本が描いているやつが完成するの、凄く楽しみだな~!」
『わかった!ぼくいそいでかいてくる!』
みんなびっくりするくらい、すごいのをかいてやるんだから!
ぼくは、どの色よりもみじかくなってる赤色をもって、つくえにはみ出すくらいおっきくかいていった。
ここからはただの独り言です。飛ばしていただいても大丈夫です。
3話不評…まぁあれはわかりずらいよなぁ…
場面変換の時もっと詳しく描写したりしないとなぁ…地の文結構付け足さないと…
そういえば4話どうだろう、まぁ短いしにゃぽんさんしかいないし朝早かったし…誰も見てないやろ…
なんて軽い気持ちで授業中に開いたら(開くな)
そこそこの声で「え゛(歓喜)」と言ってしまい、後ろの席でよかったと改めて思いました。
(ちゃっかりプロローグのやつも一つ増えてるし)
僕の趣味に付き合っていただき、本当にありがとうございます。
今ノートに少しずつですけど、チャット形式用のアイコンを描いています。丸が綺麗に描けない…(元美術部の中で一番絵が下手民の心の叫び)
気が向いたらアイコン製作の途中経過を乗せます。データ消えたとき用も兼ねて…