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『明くる日、創造神は創造神に話しました』
『創造神はキラキラした笑顔で、「ねぇ、私達みたいな存在を創らない?」と、言いました。破壊神は「それって、神の事?」と聞き返します。その答えは勿論、はい、でした』
風堂さんのお話の仕方はとっても上手です。優しい話し方だから、青木さん寝ちゃってます。鈴木さんイライラしてますけど、風堂さんの邪魔をしないようにって我慢してます。やっぱり、優しいですね。
『二柱の神はどんな神を創るのかを考え始めました。「姉さん、この地面の下ってさ、無ぁんにも無いじゃんか、だからさ、そこで神達の役割のある物を置きたいなぁって思ってるんだけど、どう?」その表情から伝わってくるほど、凄いでしょ、と心の声が漏れているようでした』
『創造神は破壊神の案を採用しました』
『地面の下に行くには、そこに永遠と広がる地面を破壊しなければなりません。そこで、破壊神が家から離れた所に丸い穴を開け、通れるようにしました』
『創造神と破壊神はその紺色の空間を“宇宙”と名付け、沢山の星々を創り、壊して完成させました』
『そして、宇宙空間の中に一つだけ、面白い星を創ったのです』
『その星の名を、“地球”と言います』
地球、和華達が住んでいる星ですね。
『地球には、海と陸を創り生物をそこで生まれさせ、進化させていきました』
『沢山の植物、生物、物が生まれ、その種類の数だけ、神が生まれました』
『やがて、小さな生き物達は大きくなり、時が立つと、“人間”と呼ばれる生物に進化しました』