テラーノベル
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みっちー、ごめん。
いまは、ひとりになりたい。
わかってたよ。
きっときみは、僕を追いかけて、思いっきりだきしめようとしてくれたんやろ?
そんなんわかるよ。
何年同期やってると思ってんの。
でも、ごめんね?
あらためて、みっちーが求めてるのは僕じゃないって、康二くんなんやって、気づいて。
また、捨てられるんじゃないかって、思っちゃったんだ。
そんなときに、きみに抱き締められたら、きっと僕は壊れる。
みっちーに求められないストレスだって、きづかないようで結構たまってて。
きっときみを傷つけてしまう。
だから、逃げたの。
みっちーは自分のせいだ、って自分を攻めるかもやけど、これは、僕の問題やから。
ごめんね、みっちー。
あぁ……っ!
どうして。
なんでこんなにもみっちーが愛しいんだろう。
こんなに人を好きになったのは、自分よりも大事にしたい存在ができたのは、生まれて初めてや…。
親に捨てられた僕に、みっちーは「幸せ」を与えてくれた。
一緒にいれるだけで、同じグループで活動できるだけで、じゅうぶん幸せだったのに。
なんで、こんなに…胸が、いたいの、くるしいの。
こんなにつらくなるなら…恋なんて、しなきゃよかった…。
いま、みっちーはなにをしている?
僕のこと、考えてくれてる?
頭の中に道枝駿佑しかいない。
道枝駿佑という、男しか、かんがえられない。
どうか、しちゃったのかな…。
終わりかた変じゃなかったですか?
大丈夫だといーんですが…
コメント
6件
やばい…面白すぎる……w