テラーノベル
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明日、テスト!
なのにこれを書いています!私はとうとう頭が狂ってしまったようです。
てことで書きます!
そんじゃスタート!
⚠注意⚠
下手くそです
レインの中等部頃のお話です
ほとんど妄想です!私の書いている内容は半分ぐらい妄想なので信じないでください。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
マッシュが無断で調理室を使ったので反省文を書かせたが期限が3日過ぎている。なので俺が部屋に行って反省文を書かせることにした。
全く。今年の1年はどうなってんだよ。
調理室を無断で使うし、廊下でギャーギャー騒いでるし、なんか壁にめり込んでるヤツいるし。ドア破壊するし。
壁とドア、誰が報告書出して誰が修理のお願いを出してると思っているんだ。
オルカとレアンの方がまだマシだぞ。
マッシュの部屋の前に着き、ドアをノックする。
「誰ですか?」
と返事が帰ってきたから「レインだ。」と返してドアを開ける。
「何しに来たんですか?」
コイツ、本当に何しに来たか分かっていないな。
「お前の反省文についてだ。」
そういうとマッシュは何か不味いものでも思い出したかのように慌てた。
「あばばばばばば、レレレレレイン君き、期限って、」
「3日前だ。」
そういうと尚更慌てた。
おいコイツ、反省文そのものを忘れてるな。
過去に何回かアドラの生徒には反省文を書かせていたことはあったが、マッシュのような反省文そのものを忘れる人は見たことがない。
マッシュが慌てて白紙の反省文を見せてきた。
本当に何も書いてないのか、
「期限を伸ばしてやる。今日中に持ってこい。」
マッシュにそういうと慌てて机へ向かいペンを走らせた。
何を書いているのか気になりマッシュの反対側の椅子へ座る。
意外と真面目に書いているが書いている内容が全然真面目じゃない。
なんだプロテインの成分って、シュークリームなんて食べる時間いつでもいいだろ。というかお前毎分シュークリーム食ってるだろ。
というか、ケビンって誰だ、?
そのままマッシュの書いた反省文を見ているとアホらしい内容ばかりだった。
さっき書いていた”ケビン”は筋肉の名前らしい。筋肉に名前をつけるなよ。
マッシュに書き終わりました。と、反省文を出された。
内容はほとんどふざけている。プロテインは1日何回、なのでシュークリームが必要なんです。
とかアホみたいなことばかり書いてあった。
「ふざけているのか?」
「いえ。」
「これで通ると思ったのか?」
「はい。」
「そんなわけないだろ。」
書き直しっ、といい、書き直させる。
するとマッシュが手を止め、口を開く。
「レイン君って、厳しいですよね。」
「は?」
不意打ち過ぎてアホみたいな声が出てしまった。
「レイン君って中等部の頃ってどんな感じだったんですか? 」
中等部の頃かあまり思い出したい内容では無いが。
今思えばあの頃が1番きつかった時期ではあった。
「今関係あるか、?書け。」
マッシュの質問に答えず続きを書くよう促す。
俺が中等部の頃は、親戚の家へ泊まらせて貰っていた。ただ幸せかと言うと全く。
俺が学校から帰るとフィンはいつも泣いていてフィンの顔には大きすぎる湿布が頬へ貼られていることも珍しくはなかった。
俺は小さい頃から両親を無くしており、親戚の家をたらい回しにされた。
正直その生活が幸せかと言うと全く。地獄と言っていい程だった。
「誰のお陰で飯が食えてると思ってるんだ!」
と言われるのは当たり前、ご飯なんでパン半分の時もあれば食パン2枚の時もあった。
ただご飯が与えられるのはまだいい方。家を追い出され、何も食べれない日もあったほどだった。
街角でしゃがんでいると、よく通りすがりのお婆さんがパンを買ってきてくれてそれを貰うくらいだった。丁度2人分。
俺は自分のパンを半分に分け、その半分をフィンへあげた。
最初は「いいよ。兄様が食べて。」と言っていたが、フィンも体が大きくなってきてパン一人分では足りない事もあった。だから俺の分をあげた。
お母さんとお父さんと最後に話したことを俺はよく覚えている。
「レインは強いから、フィンを守ってね。それと、何かあったら連絡するのよ。」
「レイン、お前は凄いな!これなら立派な大人になれそうだ!フィンを支えてやれるいいお兄ちゃんになれるな! 」
と、それを機に、もう二度とあの家へ帰ってくることはなかった。これが、まだ10歳の子供へする事なのか?
褒められたのもあれが最後。たらい回しにされてからは褒められるなんていいことはなかった。殴られる。毎回当たった家ではほとんど虐待をされて終わる。そのせいで俺の体は痣だらけだ。俺のいないとこらでもフィンは虐待をされていたらしい。でも、俺が帰ってくると、俺がフィンを守っているためほとんど全て俺に回ってくる。背中を蹴られても、腹をどんだけ殴られようとも、俺はフィンを守るためにずっと耐えていた。
お母さんがいない分、俺がフィンを守る。そう誓った。
「レイン君。」
名前を呼ばれてハッとする。
懐かしいことを思い出した。今は屋根もあり快適な空間で過ごしている。これがどんだけ幸せな事か。
「書けました。」といい出された反省文はまたふざけた内容だった。が、懐かしいことを思い出したせいか、少し甘くなってしまった。
「またふざけたのか。はぁ、特別だぞ。今回だけは見逃してやる。」
そういい俺はマッシュの部屋を出た。
今は屋根もあるし布団もある。大切な親友もいる。フィンもマッシュがいて幸せに暮らしているだろう。そう願い俺は魔法局へ向かう。
俺はフィンを守る。その為に神覚者になったのだから。この世界を根本的に覆す。そして俺のような過去をもつ人を無くしたい。こんな辛いことはもうやめよう。そうして皆が笑えるとても幸せな世界を。俺は築きたい。
たった一人の家族を。世界で1人だけの大切な弟を。俺は死んでも守る。そうして、俺はフィンに俺のようにはなって欲しくない。幸せに暮らして、俺の与えてやれなかった愛情を。沢山与えてやってくれ。フィン。お前だけは。俺のようにはなるな。これ以上辛い思いはさせない。だから、どうか幸せでいてくれ。どんなに辛いことがあってもお前には大切な友達がいるんだろ?辛い時はその友達に泣きつけ。そうすれば絶対に助けてくれるから。
だから。地獄で生まれてしまったその環境を忘れるぐらい幸せになって欲しい。
幸せとは案外すぐ側にあるものだ。「自分は幸せじゃない」なんて言わないでくれ。ただお前はそれに気づいてないだけだ。周りを見渡してみろ。幸せはそこら辺に沢山あるぞ。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
お疲れ様です!そんじゃ!バイバイ!!
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