wki side
『今からうち、来れる?』
mtkからそう連絡が入ったのは、夜中の2時を回った頃だった。
制作期間だったこともあり、俺はいつものだなと思い足早にmtkの家へ向かった。
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玄関チャイムを押すとすぐに扉が開き、少しやつれた顔のmtkが出てきた。
いつもと同じように別の部屋で待っていればいいかなと考えながら家へ上がる。
「ふぁ〜眠…また隣の部屋で待ってればいいんだよね?」
「………」
「mtk?大丈夫、?」
mtkの様子が明らかにいつもと違う。 呼吸は荒く、顔が火照っている。
表情は、まるで何かを我慢しているようだった。
「…mtk?」
「…ッえ?!な、何?wki…」
「いや、大丈夫?なんか変だよ」
mtkの肩を掴み、顔を覗き込む。
「…っ…、触らないでッ…」
「……えっ…何で?」
「ごめん…もうッ、無理…」
「…え……ぅわッ!!」
ドサッという音と共にソファへ押し倒される。目の前にはmtkの顔。さっきより荒い呼吸と獲物を狙っているかのような目。
もしかしてと思い、下の方に目をやるとそこには反応しきった熱があった。
「wkiごめん…こんなことしたくなかった、」
そう言いながら我慢仕切れなくなった欲を押し付けるように、何度も何度もキスをされる。
「んっ…ぁ…、ちょっ、と…待ってッ…、」
「…ッはぁ…待てない…っ…wki、」
「んぅ…ッ…説明…!して…わッ…ちょっ…」
俺の言葉は何も聞こえないフリをし、強引に服を脱がされる。
何もかもが露わになると解しもせずにいきなり挿入されていく。
「ッ痛い…っ…mtkッ…やめっ…」
「ごめんッ…ごめんねwki…ホントはこんな形じゃなくて…」
俺は抵抗する力も隙も無く、mtkの渦に飲まれていった。
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