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数分、ドアが開いた瞬間、ふわっとあったかい空気と一緒にクロオが入ってきた。『お嬢さん、顔真っ赤じゃん。もぉ〜…ほら、こっち来て?』

そう言って手首をそっと掴まれ、力なんて入ってないのに抗えなくて、そのまま胸の中に抱き寄せられた。

大きな腕に包まれた瞬間、張りつめていたものが全部ゆるんで、涙がぽろっと落ちた。

『泣くほどしんどかった?なんで早く言わねぇの..ほんと、心配で死ぬかと思った』

耳元で低い声が震えていて、熱よりその声の方が胸に響く。

「..ごめんね。でも、来てくれて嬉しい…」『謝るの禁止。俺が勝手に会いたかっただけだし』

そのまま頭をくしゃっと撫でてくれて、ベッドまで運ばれた。

お粥を食べさせながら、クロオはずっと隣で頭を撫でてくれていた。

『こんな時くらい、全部俺に任せればいいの。ほら、あーん』

「子どもみたい…」

と言うと、

『じゃあもっと甘えて?子ども扱いより恋人扱いの方がいいでしょ』

と意地悪く笑われて、胸がきゅっとして、「ああ、やっぱり好きなだなぁ…」と改めて感じた。

風邪引いた彼女をクロオが甘やかす

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