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康二くんのことは、俺がSnow Man に加入する前から知っていた。
誰にでも優しくて、平等に接するから、先輩にも可愛がられるし、後輩からの人気も高かった。
だから、そんな康二くんに憧れを持っていたんだ。
《俺も康二くんみたいになりたい》
康二くんに憧れを抱きながらも、売れない日々を過ごしていたある日、こんな話が来たん
だ。
『Snow Manへ加入
加入するメンバーは、向井康二、村上真都ラウール、目黒蓮』
初めはビックリして、ちょっとどう言うことか分からなかった。何せ、俺は馬鹿なんだ。
…そんな馬鹿な俺でも、暫くすると内容が飲み込めてきた。
あの康二くんと、同じグループに入れるんだ。
嬉しくてたまらない。でも、
「宇宙…宇宙sixは?どうなるの…」
俺が今所属しているグループの宇宙sixはどうなるのか、という不安が押し寄せてきた。
「解散…?!」
どうしても解散は避けたい。でも、あのSnow Man にも加入したい。気持ちがぐちゃぐちゃなまま、滝沢くんのところへ走った。
すると、廊下にいる滝沢くんを見つけて、話をした。
滝沢くんは、
『宇宙sixを辞めたくなければ、兼任するという選択肢もある。
だが、デビュー時にはどちらかに絞らなければならない。それでもいいな?』
俺の答えは、
「はい。やらせてください。」
yesだ。
今は、宇宙で頑張ろう。
宇宙で売れる見込みがなければ、Snow Manでデビューすることもできる。
俺はなんて恵まれているんだ。
そんなことを考えながら、 宇宙sixの楽屋に帰ってきた。