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『ちょっと〜くっつきすぎだよ、食べ辛い』
私の肩にもたれかかり携帯のゲームをする凪。
「俺の定位置」
私の肩が!?
『なんじゃそれ…』
と同時に
「あーん」
凪の口にパンを食べさせてあげる。
ほんと…赤ちゃんなのかな?ばぶー
ご飯を食べ終わる。
お互い携帯を触って無言だ。
無言の時間がしばらく続く。
と
コツン…コツン…
上からローファーの音
誰か来たんじゃない?
あ、そういえばまだ屋上から玲王さまたちきてなくない?
チラッと上を見ると
「あっ…ごめッ…」
玲王さまがいて
凪くんに軽くぶつかってしまう。
その拍子に
ナギ「あっ…!」
凪の携帯が落ち……
その時だった。
ふわっ
『えっ!?凪!?』
階段の上部に座ってたんだけど
凪はふわっと軽々と飛んで
携帯を
足の甲で____
キャッチした!?
というか止めた!?
『えっええええ〜〜〜!?!?!?』
すごすぎて空いた口が塞がらんとはこういうことを言うんだね?
ナギ「ふうセーフ」
驚いたのは私だけじゃなかった。
レオ「お前……すげぇな!!!!!」
その目はキラキラと輝いていた。
さっきの女の子と喋ってた時とは全然違う…
玲王さまが凪に近づく。
そして
レオ「お前…!!俺とサッカーしよう!!!」
凪の肩を組んでそう言った。