テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こと🎀🌌
42
2,566
保健室
保健室には静かな空気が流れていた。
👁️🗨️はベッドで休み、養護教諭は記録を書いている。
「少し休めば大丈夫そうですね。」
養護教諭が穏やかに声をかけた、その時。
コンコン。
扉がノックされる。
「失礼します。」
体育教師が保健室へ入ってきた。
「様子を見に来ました。」
養護教諭は立ち上がる。
「ありがとうございます。」
体育教師はベッドへ近づく。
しかし、その様子を見た新任教師(秘書)が、ちょうど書類を届けに保健室へ入ってきた。
「失礼します。」
部屋の空気が少し張り詰める。
体育教師は「熱はないか確認しよう」と言って、必要以上に👁️🗨️へ近づこうとする。
その瞬間。
秘書が静かに間へ入った。
「先生。」
落ち着いた声だった。
「身体に触れる確認は、養護教諭が対応します。」
養護教諭もすぐに頷く。
「はい。健康状態の確認はこちらで行います。」
体育教師は少し驚いた表情を見せる。
「いや、私は心配で……。」
秘書は穏やかな口調のまま続けた。
「ご心配ありがとうございます。ただ、生徒の安心と適切な対応のため、保健室では養護教諭が対応する決まりです。」
しばらく沈黙が流れる。
体育教師は一歩下がり、小さく頷いた。
「……分かりました。」
そのまま保健室を後にする。
扉が閉まると、養護教諭は👁️🗨️に優しく声をかけた。
「ここでは安心して休んでいいからね。」
👁️🗨️は少し緊張した表情を浮かべていたが、小さく頷いた。
「……はい。」
秘書は何も言わず、保健室の外へ出る。
廊下で通信機を取り出し、一言だけ報告した。
「校内で不適切と受け取られかねない接触を未然に防止しました。」
通信の向こうからᲘ𐑼の落ち着いた声が返る。
「了解。」
「引き続き、生徒の安全を最優先に行動せよ。」
「承知しました。」
秘書は通信を切り、再び学校の日常へと戻っていった。
コメント
1件
うわ、この緊張感……。保健室の静かな空気から、体育教師が入ってきた一瞬のピリつき、そして秘書が間に入る鮮やかな動き。読んでて思わず息を止めました。養護教諭と秘書の「決まりです」という穏やかだけど揺るがない対応が、現場のプロっぽくて好きです。最後の「未然に防止しました」の一言報告も、職務に徹する感じがかっこよかったですね。この学校、ただ平和なだけじゃない何かがありそうで、続きが気になります。