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雷堂ましろ×鳥野ギン『寒い冬でも一緒に』
ましろ視点
「鳥野さん…雪、綺麗ですね」
このロスサントスにも雪が降った。クリスマス当日は忙しくなるので、早めのクリスマスという事で皆外で遊んでいる。
しかし、鳥野さんは外に行かず院内で外を見つめているだけ。そんな鳥野さんの隣に座り話しかけた。
鳥野視点
ロスサントスに雪が降った。皆は外で遊んでいるが、何故か自分は外に行く気分では無かった。途中、外から手を振りながら「遊ぼ〜?」と誘われる事はあったが全て断った。
急に横から名前を呼ばれ、ビクッと肩をふるわせた。横には心配そうにコッチを見つめる雷堂ましろが居た。
「雪、綺麗ですね」
そういう、ましろの顔は少し嬉しそうだった。「なんで嬉しそうなんだ?」
俺がそう聞くと、ましろは顔を赤くしながら小さい声で
「鳥野さんと一緒に居れるから」 と呟いた。
「ましろ」
俺が名前を呼び、雪のように白い手を握った。
ましろはビクッと身体を震わせた。その時、ましろの体温があがっていく。
ましろ視点
「鳥野さん…///」
恥ずかしがりながらも手を握り返す。
鳥野さんの顔を見ると、顔を真っ赤にしながら腕で口元を隠している。
「ましろ、俺も一緒に居れて嬉しい」
その後、クリスマス会を鳥野さんの家で開催した。クリスマス当日は忙しく、遊ぶ暇が無かった。
「クリスマス、楽しかったな」
「そうですね」
こうして、忙しい毎日を過ごしていく