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ケヌキといく丸はタヌキ警察の特殊車両で連行されていた。


「いく丸、変だな・・・行き先が違うぞ!

境界線の方向とは違う、第3新ポンポコシティーの北に向かっている。おかしい・・・」


「おかしい?お菓子はないじょ!」


「もういい!黙っとれ!」


「ケヌキは意地悪だな、オイラは意地悪するやつは嫌いだじょ〜。」


「静かにしろ!外を見てみろ。」


タヌキエリアでは珍しい近代設備の整った町並みが見えた。


「こ、ここは・・・まさか・・・選ばれたタヌキが集められた極秘エリア・・・」


「おい、選ばれたタヌキってなんじゃらほい?」


「わからね〜よ、都市伝説みたいな噂は聞いてたけどな。ここかも・・・」


車が止まった・・・





タヌキでなにが悪い?

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