走った。走った。
どのくらい走ったかわからないけど。
後ろを振り向かず
ひたすら前に走った。
小さいときは優しく明るい家庭だった。
自分が5つの頃弟ができた。
弟ができてから両親は変わってしまった。
自分のことを見てもらえない。
なんでも出来る弟と自分を比べ弟を可愛がり自分を貶す。
たとえ自分が出来たとしても
[そんくらい出来て当たり前でしょ。]
とか
[出来ないほうがおかしいから。]
と褒めても貰えない。
しかも自分が大きくなるにつれ
両親は手をあげるようになった。
体中には蹴られ殴られできた複数の打撲。
切り傷や火傷も見られる。
痛くて熱くて声がかれるまで泣いて謝っても止めてはくれなかった。
働けるようになれば朝から夜まで休みなく働かされた。
稼いだお金はすべて弟に使い
自分は弟のために働きお金をかせぐ
ただの道具にすぎない。
そしてついに家を追い出された。
もう自分は必要とされなくなってしまったのだろう。
所詮自分は
“使い捨て”の道具でしかなかったのだ。
不思議と涙は出なかった。
笑い方も泣き方も忘れてしまったのだ。
コメント
14件
ハァ、とりあえず親を生まれてきたことを後悔するくらいに痛めつけて⚫してきますね、その後にバイト代をおんりーチャンに貢ぎm(((殴
つぁ……好き……
親◯しに行ってきます!ヾ('ω'⊂ )))Σ≡サラバ!!