今回はリクエストに来てた🦅🦁です。
前回のお話で内容が好きだと言われ浮ついてます。ありがとうございます。
では、どうぞ
ほくじゅりPart1
樹『』 北斗『』
樹side
ずっとずっと、不安だった。
北斗の周りにはいつも綺麗な女優さん、可愛い女優さん。みんな優しくて、おもしろくて、あいつの話を真剣に聞いてくれる人が、たくさんいて。
うらやましかった。おれも女だったら、なんて、何度も思った。それかめちゃくちゃイケメンで、背が高くて、みんなから憧れられる存在になるか。でも、どれだけ願っても、それは叶わないし、叶ったら俺が俺じゃなくなってしまう気がして。死にたいとか、そういうんじゃなくて。ただ、あいつの隣にふさわしい人間でありたい、きれいで純粋な北斗の横で、ただ普通に笑っていたいだけなのに。
…なーんて、北斗が出てる某ドラマを見終わったあと、ぼーっとしながららしくないことを一人で考えて落ち込む。
…俺って案外、…
「嫉妬深いのな…」
『なんか言った?』
「うわ、帰ってきてたのかよ…」
『うん、気づかなかった?』
「まったく」
『めずらしっ』
て、話しながら隣に座ってくる俺が今頭を悩ませてた男。ドラマ終わったあとで良かった。で、軽ーく話してるけど、お察しの通り北斗とは同棲してる。
「んー、」
とか言いながら北斗の肩に頭を乗せる。
『あ、俺手洗ってないんだった、ちょっとごめんね樹、』
「…はやく。」
『んふ、ちょっと待ってて、』
洗面に行っている間、さっきまでのめんどくさい思考を全部無かったことにする。北斗との楽しい思い出とかで頭をいっぱいにすれば、それだけで満たされた気持ちになる。
『お待たせ。』
「…おそ」
『えぇ?笑』
なんて、たいして中身のない会話も好き。俺のこと大好き〜って顔も、甘やかすときのデレデレな顔も、全部好き。
「…なー北斗」
『ん?』
「重いヤツって、どう?」
『?俺は全然大丈夫だけど…持ち上げられるくらいの力はあるし。』
「体重の話じゃなくて。 」
『…あ、そっち?それ、俺に聞く?笑 まぁでもそうね、全然いいよ。そっちの方が愛されてる〜って感じするし。 』
「ふーん…」
『あ、でも樹はそのままでいいからね。それが樹なんだから。それに、俺はそんな樹が好きなんだし。』
「…そ」
て、そっけない返事しかしてないのに、”うん笑”って、優しい声が帰ってくる。
『…で、どーしたの?』
「…」
『じゅーり、…言いたくない?』
何も言わない俺に、北斗は優しく声をかけてくれる。言いたくないわけじゃない、けど、とりあえず北斗の顔をじーっと見つめてみる。
『?なぁに?』
顔が良いな。俺にしか見せない、優しい目、デレデレな顔、これこそ愛されてるな〜って感じ。さっきの不安はどこへやら。
…なんかあんまり見つめられると恥ずかしくなってきた。
「…すき」
『…へ、』
て、ちっちゃい声で言ってみた。恥ずかしいので、ついでに小さく触れるぐらいのキスも。
「じゃ、風呂入ってくる。」
恥ずかしさを隠すために急いで立ち上がって離れる。
『えちょ、樹、』
なんか言ってたけど無視してやった。
『っ、ぇ〜…かわい…』
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はい、とりあえず終わりです。遅くなってしまいすみません!
なんか書いててわかんなくなってきました。はは。
あ、リクエスト何ですけど、センシティブなシーンが入ってて欲しい人はリクエスト書くときに教えていただけるとありがたいです。
そして、センシティブと言っても種類があるので、暴力表現とか、性的表現とか、コメントで規制されないように書いていただけると幸いです。
あと、私は個人的にレ○プとかが自分で書くってなったら苦手なので、そういったものは書くことができません。申し訳ありません。
以上です!
では、また次回!
コメント
4件
ほくじゅりの供給有難いです、、、、 助かります、、、そして今回も好きです。