手を差し伸べてくれたのは
死んだはずの友人だった。
「え、?」俺は目を擦った、やはりそいつだ、
俺はいつの間にか涙が溢れていた、
それを見た友人は「おい、どうしたんだ、?」
心配そうに俺を見つめる
俺は「いや、いいんだ、なんでもない!目にゴミが入っただけだ、」泣きながら友人の手を取る、友人の手は今はとても暖かい、昨日まで冷たかったのに、
夢なのか、?夢だとしてもとても嬉しい、
また友人の顔が見れたのだから、
「君、ここの生徒だろ?名前聞いてもいいかな?」そいつは優しく微笑む
「俺、?俺は、時雨 夏希、お、お前は?」
もうお前の名前知ってるけどな
「俺は、風林 遥!夏希って名前かっこいいな!」遥は優しく微笑むと褒めてくれた、前も俺の名前を伝えたら褒めてくれたよな、懐かしいと感じながら。
「俺、夏に生まれたからさ、お前も遥って名前すげーかっこいいじゃん!」俺も遥の名前を褒めたら遥、すげー嬉しそうに自分の名前の由来を語るんだよ、お前の名前の由来何回も聞いたから覚えちまったな、
「俺ら入学したばっかで、出会ったばっかだけど、友達、なりたい、いい、かな?」俺は遥の目を見つめながら喋る、
遥は「いいに決まってるじゃん!これからよろしくな!夏!」そう、遥は俺を夏と呼んでた、このあだ名すっごい気に入ってたな、俺、友達生きてきた中で出来たことがあんま無かったからあだ名つけられるの初めで、すっげー嬉しかったな、
「おう!よろしくな!はる!」俺は涙をこらえ昔呼んでたあだ名で呼ぶ、
今でも覚えてる、桜が舞っている校舎のベンチであだ名をつけあった、思い出しただけで涙が出そうになる、