祠を壊し祟り神となった🌸を手に入れるヤンデレbgキャラ
🌏
数年前、訓練生だった俺の元に来たとある神様…あぁあの時しっかり捕まえておけばこんな事していなかったのに……まぁ満足はしているがな……
教官「数分間休憩だー!」
全員「ふぅぅ(疲れた…)」
木陰にて
🌏「極めて……ふぅ……きつい訓練だな」
💫「今日は一段と気合い入ってたなぁ…あの教官…おっと、柴犬(🚪)が呼んでるわぁちと行ってくるわぁ」
🌏「あぁ」
水分補給をしているとき突然強風が吹く。止んだ瞬間木の枝に座る淡いピンク色の神御衣(かむみぞ)を着た微笑んでいる神がいた。神と分かったのは明らかに人の気配ではなかったから…
🌏「っ!?」
🌸「みぃんなバテちゃってる フフ☺️ あぁ、悲しい…悲しいなぁ…」
微笑んでいた顔が突然寂しそうな顔になり何度も“悲しい”と繰り返していた。
神の独り言に無意識に反応してしまった
🌏「何がそんなに悲しいのですか?」
その返事に驚いた顔でこちらを見る神。そしてまた優しく寂しそうな表情で
🌸「小さな子達が居なくなってしまうのが…寂しいねぇ…人の時間とは……あまりにも短い……せめて…幸せていて欲しい……悲しい…悲しいなぁ…」
そう答える。とたん無性に笑顔が見たいと思った🌏は神に手を伸ばす
🌏「極めて深い考え。神様らしい……では。俺がずっっと長く生き、あなた様のそばで寄り添ってその寂しさを消し去って見せます。」
子供なりに真っ直ぐ見つめ真剣に言った言葉。神は驚き、そして満面な笑みを見せる
🌏「っ!?」
🌸「あぁ人の子は頼もしい。もうその言葉だけでも十分寂しさは感じないよ。ありがとぅ。せめて長く生き楽しい人生を見つけて欲しい。さらばだ、人の子よ☺️」
すると体がゆっくり浮き透け始め、やがて消えた。
この瞬間だろう。俺があなたに恋をしたのは…
その日は消えたがなんだかんだよく木の上から訓練を見ていた
訓練生「うおおお!」
🌏「極めて分かりやすい動き!だからお前は負ける!」
一発で致命傷になる部分にナイフを突き立てる
訓練生「ま、まいった」
教官「そこまでだ!」
🌏が勝ったとこを見た時満面な笑みで拍手をする神様。そこを横目で耳を赤ながら見つめる🌏。とその時、別のとこで訓練していた訓練生が持っていた本物のナイフが神様目掛けて飛ぶ。🌏以外は見えない。ナイフの方向を変えようとする者いない為一直線に飛ぶ。それと同時、いや少し早く気づき🌏が走り出しナイフにナイフを当て軌道を変え落とす。息を切らす🌏と反対にその凄さに全員が拍手して褒めていた。しかし🌏は顔に青筋を立てながら訓練生の元へ行き怒鳴る
🌏「貴様は自分の持つ武器をしっかり握ることもできんのか?!(神様に)当たっていたらどうするんだ!!極めて訓練を舐めていることがわかる!今ここで八つ裂きにしてやろう!」
💫「おい落ち着け!どぉしたんだよ??」
🚪「お前らしく無いで?どないしたんや?」
🌏「離せ!あいつを絶対に許さない!!」
訓練生「ヒッ、な、なんなんだよアイツ!わけわかんねぇ!!」
教官「何の騒ぎだ!!!」
🌸「……人の子…💦」
数日間罰としてあれこれさせられやっと終わりすぐいつも神様がいるあの木の元へ行く
🌏「神様…!」
案の定いつもの場所に居た。
🌸「人の子……」
🌏「今になり申し訳ありません!俺はドーベル…いえ、世良です!世良蓮二郎です!」
🌸「世良…蓮二郎…」
🌏「はい!」
🌸「私は🌸と言う…ここから少し行ったとこに私の祠があるの。あのね、私は祠がある限り人に何されても何も無いの。見えてない人ならば空気と一緒。私が見えるばっかりに、あなたが怒られ危険な目に……」
🌏「いえ!危険なことは!それに祠…とは?」
🌸「祠は人で言う家…あの祠はずいぶん昔に村のみんなが作ってくれたの…私の大事な大事な家。それに祠を無くしたら私は今の神では居られなくなる…簡単に言うと、近くにいる人の子を祟り命を落とすその時まで離れられなくなる…私にも詳しくは分からないの…」
🌏「そんなに大事な……俺!その祠守ります!」
🌸「うぅん。いいの。私はもう祠に戻るわ。」
🌏「な……ぜ?」
🌸「…みんなの訓練姿かっこよかった、面白かった…でももうここには居られない。本来神は人に関わってはならないの。私のことは忘れて欲しいの。」
🌏「…は?ま、待ってください。戻るって、ここにはもう来ないってことですか?!」
🌸「さようなら、世良くん」
🌏「待ってください!!🌸様!嫌です!行かないでください‼︎俺は!あなたの事が!!」
言い切る前に姿が消えた。その瞬間膝から崩れ落ちる
🌏「ああああああああああああああああああああああ!!!!」
「逃がさない……絶対に見つけ出す!今更どこへ行ったって見つけ出し俺だけの🌸にする。そうか…祟り…あぁ🌸すぐに迎えに行く…愛している」
この日を境にあなたを捕まえるために努力をしてきた
極めて苦しい訓練でもあなたを捕まえるためと思えば極めて簡単な物だった
そして今あなたの愛した祠の前に居ます
🌏「🌸さん会いにきました」
するとまさかの🌸が姿を現した
🌸「世良…くん?どうしてここに?」
🌏「あぁ極めて懐かしい…あなたに会いたかったんです」
🌸「世良くん……ねぇ、お願い…こっちに来ないで、、」
🌏「(ピタッ)なぜです?極めて理解不能です」
🌸「これでも、神なの、なぜ、祠に対して、なぜ敵意なんて…」
🌏「分かってしまうのか。あぁ極めて素晴らしい。」
🌸「いやっこの祠は!村のみんなにっそれに!私!祟り神にっ!……え…?……それが…目的…なの?」
🌏「🌸 あなたに置いて行かれた日分かったんだ。神と人だから離れていく、と」
🌸「待って、、お願い」
🌏「この世で1番あなたを愛している。」
🌸「あ、あぁ!やめて!!みんながくれた!私のっ!!」
チャクラムで木っ端微塵にする🌏。あと1cm…届かなかった愛した祠は無惨な形に…
🌸「やだ、私の…みんなとの最後の思い出の……あぁぁ…人と関わるべきじゃ……なかった」
ポロポロ涙を流す綺麗な涙が黒く染まり、🌸が着ていた淡いピンク色の神御衣はどんどん黒くなる
🌸「あぁ怨ましい…私は…ただ………怨むぞ世良」
🌏「あぁどんな姿でも極めて美しい 永遠に共に居よう♡」
🌸「もう何もかもどうでもいい……(あぁ、寂しい)」
🌏「愛している♥️」
次回オリオンver
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