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放課後……
この時間が今日もきた!
やっときた!
僕は急いで図書室に向かった
あ!いた!
「先輩〜」
「元貴くんじゃーん」
「あれ?足に包帯なんか付けてるけど大丈夫?」
先輩は僕と同じ図書委員で当番が同じなので
少し話したら気が合うことに気づき
仲良くなった唯一の先輩
実はちょっと好き…//
「体育の時に捻っちゃって」
「全然大丈夫です」
「お大事にね」
心配してくれる先輩かっこいい!
「大森くん!もう18時15分だよ!」
「ほんとだ!」
「帰らなきゃ」
図書室は18時までで図書室に最後まで残った人が鍵を閉める決まりである
僕らは急いで鍵を閉めて外に出た
「本読んでたら時間がすぐに経っちゃいました」
「元貴くん今日めっちゃ集中してたもんね」
何気ない話でも先輩となら笑える
そんなこんなで僕の家の前に着いた
「じゃあ、また明日ね」
先輩が優しい笑顔で手を振った
「はい!また明日!」
僕はルンルンになりながら家に入り自分の部屋に行ってベッドへダイブした
「はぁー今日も先輩かっこよかったー」
コン……コン……
部屋の窓からなにか音がした
僕はこっそりとカーテンを開けた
「うわぁ!」
その先には若井がニコニコしながら小石を持ってた
僕らは家が隣同士であり若井の部屋と僕の部屋も偶然に隣である
石ころを投げられ僕はムスッとしながら窓を開けた
「なに?」
「石ころ投げて窓割れたらどうすんの」
「さっき誰かと帰ってたよな」
「俺見えちゃったー」
先輩と帰ってたところ見られてたの?
僕はなんだか恥ずかしくて顔が赤くなった
「そ、それがなに?」
「僕だって帰る人いるし」
「じゃー明日俺と登校しようよ」
キラキラな目で言ってきた
「嫌だ」
僕はすぐに否定した
「なんでよー」
「小学生の頃みたいに一緒に行こ?」
「嫌だ」
「わ、若井朝起きるの遅いし僕まで遅刻しそうだから嫌!」
「ちぇっ、」
若井はクッソーという表情で僕のことを睨んだ
でも本当の理由は、若井が陽キャだから
一緒にいると怖いんだよね、
「じゃあ僕、課題やらなきゃだから」
「えーもっと話そうよー」
「断る!」
僕は思いっきりドアとカーテンを閉めた
次の日
今日も一日が始まるのか、
「もーときっ!」
「おっはー」
後ろからいきなり大きな声で挨拶された
「若井?!なんで?」
若井だった
いつもこんな時間に登校なんてしないのに
「今日は早起きしちゃってさー」
「元貴と会うなんて偶然!」
僕は小走りになった
「ちょ、元貴〜」
「そんなに俺と行きたくないの?」
他の人の目が怖いもん、
嫌だ、
僕は猛ダッシュしてクラスに着いた
朝から疲れたっての、
「はあ、はあ、元貴〜」
「はやすぎー」
学校着いたら話しかけないでほしいのに
僕は本を出して
ミステリーの世界へと入った
「ちぇっ」
若井の悔しがっている声は少し聞こえた
放課後
先輩のとこに行かなきゃ!
僕は駆け足で図書室に行き
先輩の姿を探した
だけどいなかった
「体調でも悪いのかな」
仕方ないと思い、一人で図書室の中央に置いてある
長いテーブルに少しクッション性のある椅子に
座って本を読んだ
「あのーおすすめの本教えてくれませんか?」
後ろから誰かに声をかけられた
僕は図書委員として慌てて本を閉じて
後ろを向いた
「は?若井かよ」
後ろを向いた先には若井がいた
にんまりとしていて気持ち悪い
「そんな言い方ないでしょ笑」
「教えてよ俺に」
「おすすめの本」
しつこいなー
「わかったよ、」
「やったね」
なぜ彼はそこまでして僕におすすめの本を聞きたいのか
僕には分からない
「えーっと、若井はいつもどんな本読むの?」
「えー雑誌とか?」
「最近は大人っぽいやつ読んでる」
「大人っぽいやつ??」
若井が言っている大人っぽいやつとは何なのか
「てか元貴って〇ックスした事あんの?」
「…は?!」
若井の口から衝撃的な言葉が出てきた
なぜか僕は顔がどんどん赤くなり
「な、なんでそんなこと聞くんだよ!//」
と、照れ隠しのような姿を見せてしまった
「俺さ元貴とならできる気がするんだよねー」
「だって元貴タイプは同性でしょ?」
なんで僕は男が好きだと知ってるの?
どこかで言った?
いや、そんなわけ……
よく分からなくなり荷物を持って図書室から出て行った
今日は先輩がいないとわかった時点で帰るべきだった
続……
コメント
4件
どタイプすぎる作品だ……!! 設定から書き方まで全部大好きです✨️ 若井さんは大森さんのことが好きなのか…?? 考えるの楽しい……
通知来て飛んできました!!! ほんっっっっっとうに書くの上手ですね!!!