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#ちゃのざき
かわそ🍼💙 ☁️💫
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D a i ©
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それから搭乗手続きなどを済ませ、飛行機に乗り込んだ。
席に落ち着くと、なんだか急に眠くなってきた。
昨日、ベッドの中で遅くまで眠れなかったもんなぁ。
窓の外を眺めながら、小さくあくびをした。
「じゅう? 眠たいんなら寝ときや?」
そう言いながら、彼はそっと自分の肩を貸してくれる。
ほら、これだ。
こういうところ。
こんなことをされたら、誰だって勘違いして好きになってしまう。
僕にさえこれなんだから、他の人には……ね、と思う。
けれど、僕はその肩を素直に借りてみることにした。
いい匂いがする。
落ち着く。
僕の好きな匂いだ。
気づけば、深い夢の中へ落ちていた。
夢の中で、誰かにそっと頭を撫でられたような気がした。
とても幸せな気持ちで、ずっとこのままがいいな、なんて思った。
「……うー……おき……じゅうー」
しゅんの声がする。
「うぅ……ん……」
「あ、ふふっ。じゅう、えらい気持ちよさそうに寝てたなぁ! 北海道、もう着くで!」
あれ、もう?
随分ぐっすりと寝てしまっていたらしい。
こんなに深く眠れたのは、本当に久しぶりだった。
「ずっと寝ててごめんね。つまんなかったでしょ?」
「ううん!そんなことないで!俺もなんやかんやであっという間やったわ、エヘヘ」
なんか、少し意味深な笑い方。
「よーし!着いたらまずはレンタカー借りて、早速旅館までドライブや!」
レンタカーの予約までしてくれていたようだ。
ほら見ろ。
いちいちモテようとしてきやがって。
いや、シンプルに優しいだけだというのは分かっているのだけれど。
僕で練習でもしてるんですか?
と、ひねくれた受け取り方をしてしまう。
なんだか、胸の奥が少しモヤモヤした。
「……チッ。」
あ、無意識に、やばい、舌打ちしてしまった。
「え、なに? どうしたん?」
心配そうな顔で、こちらを見つめてくる。
「別に。ただしゅんがいちいち格好いいことするから、ムカついただけ」
あまりにも真剣な顔で見つめてくるから、つい正直に言ってしまった。
「え? なに?? じゅうの目には俺が格好よく写ってるん?? 嬉しい!! ありがとーう!」
なんか、ものすごく喜び出した。
にこにこじゃん。
ムカつくって言っているのに。
都合の良い部分しか耳に入らないのだろうか。
「あほ」
「あー、やばいなぁ……じゅうがかわいすぎて、これから三日間ずっと一緒とか、俺大丈夫なんかな?なぁ?」
ん?
いや、何が?
「いや、一旦さ、かわいくはない!」
急な彼からの「かわいい」という言葉に、僕は慌てて訂正を入れた。
「ほんま、そういうとこやで」
しゅんは僕の頭を優しく撫でながら、そう言った。
あぁ、また顔が赤くなっているんだろうな。
恥ずかしい。
でも、嬉しい。
いや、嬉しいと思うのもおかしいか。
あー、もう知らない。
「あ、もう着陸やな」
と言いながら、彼は僕のシートベルトを締め直してくれた。
僕が寝ていたから、少し緩めてくれていたみたいだ。
通りで寝やすかったわけだ。
「しゅん、色々ありがとう」
「んー? 何が?」
「うーん、いろいろと」
「うん!……さあ、到着したで!行こ!」
そう言いながら、今度はシートベルトを外してくれた。
別に、自分でできるのだけど。
彼の後ろをついて歩く。
荷物を受け取り、レンタカーの手続きも終えた。
僕は本当になーんにもしていない。
ただ、彼の後ろを金魚のフンみたいについて行っただけだ。
何でもテキパキとスマートにこなしてしまう。
彼の恋人になる人は、きっと幸せだろうな。
いいな……。
心の片隅で、そんなことを思った。
To be continued…….
コメント
1件
うわあ〜〜第5話の飛行機シーン、最高だったよ…!😭💕 しゅんが肩貸してくれて、「いい匂いがする」ってとこ、完全に恋堕ちポイントじゃん…!あと寝てる間に頭撫でられた感覚、めっちゃエモい!起きた後の「かっこいいことするからムカつく」って拗らせ発言も可愛すぎるし、しゅんが「かわいい」って言いながら撫でるの反則だよ…ずるい!!北海道旅行、この先どうなるんだろう…続きが気になりすぎます!次の話も楽しみにしてるね⋆♡