テラーノベル
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あの日から、寝ると悪夢を見る。
心も体もどっぷり疲れるような、そんな夢だ。
起きると、冷や汗をかいていてなんだか少し体が震えるて気持ち悪い。
ころん「おはよ、莉犬くん」
ころん「ご飯できてるよ〜」
莉犬「あ、今行きます!!」
部屋にある小さな窓からは、明るい日差しが
暖かく差し込んでいた。
机の上には、美味しそうなご飯がたくさん並んでいてすでに俺以外のみんなが座っていた。
ななもり「おはよう、莉犬くん」
ジェル「あはようさん、莉犬」
さとみ「おさよ、莉犬」
るぅと「おはようございます莉犬」
俺の目を見て、挨拶をする。
今俺の家にはない、そんな景色だった。
6人「いただきます!!!」
るぅと「わぁ、、すごく美味しい…!」
ころん「絶品だよね〜」
ななもり「俺も好きだよここのご飯」
ジェル「俺もや!」
あぁ、るぅと君こんなにみんなと仲良くなってたんだ。
さとみ「あ、莉犬」
さとみ「昨日のことなんだけどさ、」
さとみ「俺なりに調べたんだけど、」
さとみ「やっぱり、埃アレルギーだと思う」
さとみ「掃除係はやめよう」
莉犬「ごめんなさい、嫌です」
莉犬「俺のためっていうのは分かってます」
莉犬「でも、嫌なんです…すごく、」
ななもり「理由は?何かあるんだよね」
莉犬「ッ…」
こんなことをしているのに申し訳ないが、
みんなに言えるような理由ではない。
ジェル「そんな詰まなくてもいいやない?」
ジェル「な?」
さとみ「今決めなきゃいけねぇんだよ」
さとみ「こいつの命かかってんだから」
ジェル「それは…そうやけど、」
ジェル君が助け舟を出してくれたけれど、
その考えもすぐにさとみ先輩に打ち破られてしまう。
ころん「やりたいんだよね莉犬くんは。」
ころん「命にはかかわらないからさ」
ころん「やってみても良いと思う僕」
ななもり「ちょ、ころちゃん」
さとみ「まぁ、そうだな」
ななもり「さとみ君まで…」
莉犬「ありがとう…ございます」
ジェル「無理はせぇへんでや?」
莉犬「はい、わかってます」
ころん先輩のおかげで、掃除が出来ることになった。
いつまでも助けられてばかりである。
ななもり「わかった、わかった…」
ななもり「じゃあ、今掃除しよう」
ころん「えっ?どうして!?」
ななもり「もしなんかあってもいいように。」
ななもり「ね?そういうこと」
ころん「なるほど、?」
さとみ「よし、掃除しよう」
そこは、昨日俺が最後に掃除した部屋よりも
綺麗なところでなんだか少し安心した。
部屋に足を入れて、一歩二歩と隅に向かって
歩いていく。
念のため、埃アレルギーをもったメンバーは
マスクをしてもらっている。
手に力を込めて、ほうきで床をさっさと擦る。
空中には埃が飛び交い、目の中に入ってしまいそうになる。
ある程度部屋の掃除が終わるとみ んなに向かって声をかける。
莉犬「どうこれで良いですよね?」
ななもり「そう、だね、」
さとみ「目赤い、目薬するぞ」
莉犬「あ、いや、いいです」
ジェル「莉犬、行っておいで?」
ジェル「さとみなりの優しさなんよ笑」
ジェル先輩がどうしてもというものだから、
さとみ先輩について行って目薬をしてもらうことにした。
さとみ「ここ、座って」
莉犬「はい、」
さとみ「よし、できた」
莉犬「ありがと、ございます…」
さとみ「なぁ、ほんとにいいのか?」
さとみ「辞めるのなら今だけだぞ」
莉犬「やります、やらせてください!!」
さとみ「ん、わかった」
さとみ「さっきは悪かった」
そう言って部屋を出ていくさとみ先輩。
先輩なりに気を遣ってくれていたのだと改めて感じた。
掃除係は昨日と同じように俺がすることに決まり、これからもずっと続けることが決まった。
もちろん、マスクをすること。
そして、無理をしないことの二つを守ることを条件にだ。
が、マスクさえしてしまえば俺のアレルギーは反応しない。
それを知った俺は、二つ目の条件はそんなに
めんどくさいものではないと感じた。
るぅと「莉犬、大丈夫ですか?」
莉犬「うん、大丈夫だよ」
莉犬「日誌、頑張ってね」
るぅと「あ、うん、もちろん!」
るぅと「困ったことあったら声かけてね」
莉犬「うん、大丈夫」
今まで俺にで差し伸べてきた人たちの顔が思い出される。
どんなに優しい人であっても、最後は俺を
見捨てる。
使い捨てのようなそんな存在だ。
どうせ、君たちだって、そうなんでしょう?
また、俺を捨てるんだ。
笑顔の裏にドス黒い気持ちが湧き立って、
俺を嘲笑っているんだろう?
それならば、早く俺を捨ててくれ。
もう、後悔したくないの。
もう、、泣きたくないの。
早く、早く幸せになりたい。
俺に期待させないで。
コメント
6件
もし、こういうシチュエーションの話が欲しいなどがあれば教えてくださいね!

ほんとこのお話好きです😍 続き楽しみにしてます!
めっちゃおもしろかったです! ほんとに最高でした!