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早めに出るはずが、いい時間になったので一件目の【ひかりの本箱ネットワーク】本部まで、早川さんが車で送ってくれた。


「今日はここだけか?」

「もう一件【青空奨学財団】っていうところにも行く」

「そうか。奨学金?」

「そんな感じ。寄付ってする?一定以上の規模の会社は、何かしらの社会貢献活動をしているイメージ」

「うちの会社では、育樹基金が寄付先。それは【家を建てる=木の命をいただく】という先祖の姿勢から決まっている。俺個人では、廃墟の再生立て直しの財団メンバーではある。頻繫に参加できるわけではないが、再開発がビジネスになる部分と反対と言えば反対の活動だ」


私はその言葉に、どこか安心と共感を覚えた。


「ビジネスでは再開発に携わるけど、プライベートでは廃墟の再生……古民家リフォームみたいなの?ってことでしょ?」

「ああ」

「そういうの好き。理想だけで動けないっていうか…うまく言えないけど、現実を知っている人っていうか」


うまく気持ちを伝えることは出来なかったけれど、私は満足だった。


「そこにも寄付出来る?私、寄付するよ」


私がそう言うと


「まずは気持ちを受け取った、ありがとう。実際にどうするかは、もう少し身辺が落ち着いてからゆっくりと決めればいい。あの親子との直接対決が始まったばかりだろ」


早川さんは、とても穏やかに言う。


「あっちは親子と叔父さんの3人だな?」

「うん」

「こっちは、菊と親友兄妹、それから俺の4人だと思え。一人で無理をしたら足元すくわれるぞ?周りを頼れ。いいか?菊の人生、この先の方がずっと長い。人とうまく関わって生きて行く練習をしろ」

菊が舞う、その前に

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コメント

3

ユーザー

(*ФωФ)フフフ…希輔さん、頼れる感じだね。 最初はオバチャン疑ったわよ~😅‪‪💦ごめんね🙇‍♀️💦

ユーザー

希輔サン冷静でカッコいいし、プライベートの希輔に興味深々。逆のことしてるんだもの。 「いいか?菊〜」この言い方堪らなく好き🫠ྐ❤︎ 菊ちゃんサイドは戸倉兄妹と早川希輔の4人!それも切れ者揃い!!! 頼っていいんだよ!頼らないとダメなんだよ〜(๑•̀д•́๑)キリッ

ユーザー

キスケ~痺れる事を言ってくれるね~💓

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