テラーノベル
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早川さんの言うことは、もっともだと思った。
この先……長いだけでなく、彩り有る人生にしたい。
お父さんの分も、と思う気持ちも少なからずある。
そう考えると、叔母たちの嘘によって人生のリスタートを切ったと思えばいい。
舞台を東京に変えて。
叔母たちに会ったのに、とてもポジティブな気持ちで寄付先と面談が出来たのは、早川さんのおかげだ。
東京で出会った縁……早川さんも寄付先の方たちも、無責任な付き合い方にならないようにしたい。
そう思いながらホテルへ帰る途中
【明日の夕方、東京駅まで来て。一緒にご飯しよ】
と、永美からのメッセージを受信する。
【わかった。ホテルは?】
【東京駅から一駅のビジホ。入居部屋の候補は4つあって、明後日と明明後日で内覧】
こうやって進むはずのところ、敬は何をやってんだ、と改めて思うわ。
そして、お弁当と朝食用のパンなどを買ってホテルへ戻ると
「おかえりなさいませ、一ノ瀬様。少々お時間よろしいでしょうか」
と支配人に迎えられた。
「はい……」
「ありがとうございます。こちらへ、どうぞ」
案内されたのは、コンシェルジュサービスの半個室のようになったスペース。
私はデスク越しに支配人と向かい合って座る。
コメント
2件
未来は明るいよ🤩ゆっくり考えて〜😊 先ずは永美ちゃんと会って〰って、支配人が何事?
そうだね、最悪な状況だったけどお父様の分も…菊ちゃんがやろうとしてること理解し応援してくださってる☺️ 希輔サン!菊ちゃんへの言葉はちゃんと響いてますよ!前を向いてここ東京でやっていくようです。きちんとお付き合いもしていきたいと。 永美ちゃんと内覧行くのかな?菊ちゃんは落ち着くまでホテル住まいかな? 支配人の話は…なんだろう?オマケのことかな?