暴力、虐待の表現あり
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わんく
zm視点
あの子…大丈夫やろうか
全身にあった傷
絶対何かある
一番あり得るのが親からの虐待
見た感じ痣が多いからよく殴られていたんだろう
精神的にも不安定だ
対面で話しているだけで小刻みに震えている
聞き出したいが深掘りは良くない
そう考えているとロボロが飯を持ってきてくれた
すると俺等に耳打ちをする
rbr「あの子について色々調べてみるわ、今後の面倒とかも俺等がするかもしれないし少し話し合うってグルッペンが言ってた」
tn「おっけわかった、いない人達には俺から伝えとくわ」
rbr「さんきゅ、それじゃ向こう行くぞ」
zm「……あぁ、うん」
tn rbr「……」
shp視点
ご飯を食べながら考える
此処を抜け出すか?
でも親のもとに戻りたくない
また殴られたら…暴言を吐かれたら…
そう考えるだけで吐き気がする
父には暴力、母には暴言をずっと浴びせられた
死にたいとも思った
親はわいに良い成績を求める
小4にして中学生レベルの問題をやらせる
300ページもあるワークを終わらせるまで地下室に閉じ込められたこともある
わいは都内の優秀な人材が揃っている小中高一貫校に通っている
もうずっと勉強漬けの日々だった
わいだって遊びたい
ゲームもしたい
でもやらんと怒られる
殴られる
怖い
誰か
助けて…
そう思うとご飯が喉に通らない
半分以上残してしまった
いつもより多く出されたからそら食べれないわ
残したご飯を手前の机に置き、ブランケットを全身にかけてうずくまる
頭使いすぎて疲れた…
わいは眠りについた
tn視点
今ロボロがあの子について調べてくれている
あんな少ない情報でわかんのか…?
見た感じ超有名小学校の子やな…
制服の校章がそれだったし
明日には名前くらいは聞き出さんとな
そう思いながら資料をまとめていた時
コンコン ガチャッ
ロボロがいきなり入ってきた
いつになく焦っている
どうしたのかと聞くと
rbr「あの子超有名大学の教授の子供や、息子が1人いるってのは知ってたけどまさかあの子とはな…」
衝撃の事実に驚きを隠せなかった
rbr「明日あの子に色々聞かんとあかんな」
ガチャッ
ゾムが急に入ってきた
何だと思うと急に
zm「あの子寝言でさ…」
zm視点
数十分前…
shp「う…んん…」
魘されてんな…
汗が大量に出ている
さっきよりも震えが酷い
そう思って見てると
shp「い…ゃ…殴ら…な…いで…怒…らない……で…」
涙を流しながら寝言を言う
殴らないで、怒らないで…
身体的にも精神的にも追い詰められている状態ってか…
ワイシャツからちらっと見えた縄の跡
殺されかけてたんか?
確証がなく色んな言葉が頭の中でぐるぐる回る
この子を1人にさせちゃあかんな…
そう思い、トントンの部屋に行った
tn視点
tn「なるほどな…でももう遅いから続きは明日や」
rbr「そうやな、明日に回そか」
zm「…俺あの子のそばにいとくわ」
tn「ん、わかった」
ガチャン
明日児相に連絡とか思ったけど…
親に連絡いくしな…
保護するのもありだが…
あの子の意見も聞かなあかん
そう思い仕事を終わらせ、眠りについた
ネクスト→50♡
コメント
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好きです....! 続き待ってます!