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目が覚めると病院のベッドにいた。
あぁ……帰ってこれたんだ
そう思った瞬間涙が溢れ出した
安堵なのか
さっきと同じことが起こるのではないか
という恐怖からか
「……ぅっ……」
涙が止まらなかった
静かに泣いていると
「晴…?」
というか細い声が聞こえた
視線を横へ移すとそこには
僕の最愛の人が居た
「ふぁざん?」
僕の声はかすれていたが、アニキは聞き取ってくれた
「晴っ…はる!!ホンマに良かったはるぅ」
僕の名前を連呼する姿を見て
愛おしいなぁ…なんて思っていると
『不破くん声がしたけど大b……』
《ちょっと剣持さん!急に止まらないで…》
「はは…おひざじぶりです」
『甲斐田くんっ良かったほんとに良かった』
『もう目が覚めないかもって……』
もちさん、泣いてる。
『貴方……心配かけすぎですよ……』
社長も声震えてる。
「かいだぁ…2週間も寝やがってぇ!!」
と言い抱きついてくる
「わわっアニキ?!」
病人に遠慮なしかい!っていう思いより
嬉しい という感情の方が大きかった
鼓動が早くなる
顔があつい
『ふわっち一旦離してあげて……』
もちさんに言われて拗ねながらも解放してくれた
拗ねてるの可愛いな……
なんて呑気に思っていると
『甲斐田くん僕たちに言うことあるんじゃない?』
〈私達ずっと看病してたんですよ?〉
言うこと……?
「迷惑かけてすみません?」
『違う!!』
「え〜、、、収録参加出来ずすみません?」
『違う!!!!』
「………ぁ……ありがとうございます?」
『そう!』
〈甲斐田さんってすぐ謝りますね…〉
『ほんとですよ…迷惑なんて思ってないのに』
もちさん拗ねちゃった、、
「なぁ!甲斐田の夢の話聞かせてや!!」
「なんで知ってるんですか?!」
〈いろいろとありまして…〉