テラーノベル
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登場人物
叶斗
朱莉
…最悪だ
目が覚めて頭が痛い
最悪の目覚めすぎる
喉に違和感が凄い
…今日…お出かけの予定あったのに
メール画面
ごめん、今日行けない
既読
どうしたの…?
体調崩した
既読
大丈夫?
なんか、買っていこうか?
平気
移したら悪ぃし
既読
それに…熱があっても一人で平気だし…
看病とか…物語だけだと思ってたわ
実際にあるんだ
「ゲホッ…ケホッ」
横になっており咳をするのは相当きつい
唾液が喉を通るたび、違和感が凄い
オマケに視界は回ってる
…てか、気持ち悪い…
『おきろ』
…ぁ、れ…?
俺…
『…ッ たく…』
…寝てた…?
『気絶とか、勘弁して』
『お前、俺が来てなかったらどうしてたんだよ 』
気絶…
…気絶?!
「てか、なんで居るんだよ?!」
『え?合鍵』
あい…かぎ…?
『お前がくれたんだろ?』
『なくすかも知れないから、って』
『まさか、役立つとは思ってなかったわ』
…ぁ、いい…匂い…
『お?意識戻ってきた?』
「俺…寝…て、た…?」
『ぁ~…そうだな?』
『気絶したことを寝ると言えるなら』
『医学のことは知らん』
…待って…?俺気絶して…また…?
「わ、ご、ごめん…」
「気絶…して…、え?」
『おぉ、深く考えんな』
『ほら、卵粥』
『お前の家何もなかったから』
pomero
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#コメディ
サブくま@何気本垢1周年!
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羽海汐遠
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『勝手に使って作ったけど…よかった?』
「別に…いいけど…」
…てか、料理作れたんだ、朱莉って…
ちょっと意外かも
『ほら、食べな』
『あ、器に注いで食べろよ?』
と、言われたので言われたとおりに食べる
「ご馳走様」
意外と美味しかった
温かくて
卵もとろっとろで
…何より人が居る
それだけでこんなにも…違うんだな…
昔はよく体調を崩しやすかったから
よく
“こそ雑菌が!”
“こっちに来るな病原菌!”
“移るだろ!こっちに来るな!”
“一人でどうにかしろ!”
そう罵られた
よく体調を崩す
それだけで悪者扱いだった
元気な日も体調崩した日も
いつも一人だった
なんでもかんでも
一人で…
ッ…
「こんな、に…温かい…んだな…」
人が居る
それだけなのに
安心感が凄い
『熱が出たときぐらい頼れよ』
『溜め込みすぎると、また倒れるぞ』
あぁ…本当にな
「これからは、頼るようにするよ」
人 の温かみを覚えてしまったら
もう
頼らない選択肢は取れないな
コメント
1件
第5話読み終わったよ……!冒頭の「最悪だ」から始まる体調不良描写がリアルで、読んでるこっちまでツラくなった。でも朱莉が合鍵で入ってきて卵粥作ってくれてさ、「人がいるだけでこんなに違うんだな」って叶斗が気づくシーン、沁みた。過去の「一人でどうにかしろ」って記憶があるからこそ、その温かさが響くんだよね。頼る選択肢を取れるようになった成長、好きだわ。