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ローレン「ん、話は終わったか?」
ユウ「はい...」
ローレン「じゃ、ついてこい。」
ユウ(なんなんだ?この人...怖い...)
ユウ「...ここは?」
ローレン「これから少しの間、ユウが住むところだ。ちょっと待ってろ」
ぴーんぽーん
???「はーい!今行きまーす!」
ガチャッ
???「あれ?ローレンじゃん!どうしたの?てかその子だれ?!」
ローレン「一旦入れてくんね?中で話すわ。」
???「あ、いいよ!どうぞ~」
ユウ「お、おじゃまします...」
???「で?その子どうしたの?」
ローレン「こいつはユウ。親に虐待されてて保護された奴。」
???「ふーん?あ、まだ自己紹介してないね!」
レイン「レイン・パターソンでーす!よろしくね!」
ユウ「あ、ユウ・ホワイトです...」
レイン「名前と髪ぴったりじゃん!かわいい〜!」
ローレン「で、話戻っておけ?」
レイン「おけ!」
ローレン「保護されたはいいけど、署で面倒は見れないし、女の子だから俺が見るのも駄目かと思って連れてきたんだけど...」
ローレン「パタさんに見てもらいたいな〜って...俺も見に来るし!お願いします!」
レイン「あーなるほどね?!ん〜まぁいいよ!」
ローレン「マ?!そんなあっさり?!」
レイン「だって一人は寂しかったし〜!むしろ来てくれてありがたい!」
ユウ「え、えっと...?」
ローレン「ユウはいいか?これからこのレイン・パターソンってやつと暮らすの。嫌なら言っていいぞ?」
ユウ「...。」
ユウ(怖いし、申し訳ないけど、家ないし...)
ユウ「よ、よろしくお願いします...」
レイン「まじ?!やったぁ!これからよろしくね!」
ユウ「な、なんでもします!」
ローレン「仲良くしろよ〜」
レイン「じゃあまず!お風呂入ろっか!」
ユウ「あ、はい。」
レイン「大丈夫〜?傷染みない?」
ユウ「だ、だいじょうぶです...!」
レイン「てか、めっちゃ髪の毛キレイな白色!かわいい〜!」
ユウ「なんか、遺伝らしいです...親は白じゃなかったんですけど、お祖父様?は白だったらしいです。」
レイン「へぇ〜!」
レイン(お祖父様...?普通の子はそんな言い方しないよね。どっかのお嬢様だったのかな?)
レイン「ローレンー!出たよ〜!」
ローレン「おぉ〜めっちゃきれいになったなぁ」
ユウ「ど、どうも...」
ローレン「...ほんとに髪真っ白だな?」
レイン「あ、それなんだけどさ?ちょっと確認したいことあるから、ユウお部屋で過ごしてて!案内するから!」
ユウ「あ、わかりました...」
レイン「ここね!この部屋はユウの好きに使っていいよ!模様替えしたり、好きな家具置いたりね!」
ユウ「ありがとうございます...!」
レイン「あ、あと敬語やめよ!一緒に暮らすんだし!」
ユウ「あ、うん。」
レイン「じゃあまた後で呼びに来るね!」
ローレン「で、確認って?」
レイン「さっきお風呂で髪の毛のこと聞いたら『遺伝らしい』って言ってたんだけどね?」
ローレン「おん。」
レイン「その時に『お祖父様も白だったらしいです』って言ってたの。普通の家の子はお祖父様なんて言わなくない?」
ローレン「...ちょっと調査はしてみる。つまりあれだろ?どっかのいいとこの子なんじゃないか?って」
レイン「そう!私は調査とかできないから、よろしくね!」
ローレン「おけ。」