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泣いた(´;ω;`) メリ蓮いいな...
寝ぼけて首締めるのはやばい…((
劇場版秘封倶楽部
「星 降 る 夜 の ユ ー ト ピ ア 」
本作品は東方Projectの二次創作作品です。
元 TUMENECO×ShoyuSound 様
渾天儀はね、星の運命を解き明かす物なの。
世界の秘密が封じ込められてるって事ね。
なら……
「 秘 封 倶 楽 部 を 始 め ま し ょ う」
「メリー、メリー?」「メリーってば!!」
「えっ、あ…ごめん…」
「もう……今外が大変な事になってるのよ!」
「はぁ…?」
「信じてよ…」「信じられないなら、外出るよ」
「……」
「ね、分かったでしょ?」「人類が消滅したの」
「私達以外に誰か居ないの?」
「さあね、見た感じは誰も居なさそう…」
「いつか私達も消えるんじゃ…」
「ちょっとメリー?!怖いこと言わないでよ!」
「ごめん…でも心配で…」
「…、まぁ、そうよね」
「ねぇ、蓮子」
「何?」
「これは夢?それとも現実?」
「現実…じゃないかな、分からないけど」
「そう…」
「とりあえずぐるーっと回って来ようかな」
「えぇ、そうしましょう」
「やっぱり此処、誰も居ない…」
「とりあえず夜まで人が居るか探すわよ、メリー」
「えぇ」
「あぁもうダメだ…疲れたよメリィ〜…」
「とりあえず帰りましょ…」「お風呂入って疲れを落としたいわ。」
「そうね、早く帰りましょう」
「蓮子、そういえば此処どこかしら」
「えーっとね…」「…………」
「蓮子?」
「……あ、あれ?」「…メリー……」
「どうしたの?」
「場所が分からない…」
「ええ?!」
「これもしかしたらメリーも能力が使えないんじゃ…」
「…蓮子の言った通り、私も能力が使えないわ」
「嘘でしょ…しょうがない、ここの電車だけは知ってるから電車で帰りましょ」
「そうね…」
「はぁ…つっかれた…」「メリー、アイス〜」
「自分で取りなさいよ」
「ええええ…」
「おやすみ、メリー」
「おやすみなさい、蓮子」
「んん…」「おはよ…メリー…」
「…メリー?」
「…zzZ」
「またちゃーんと寝てるし…」「メリー!」
「……zzZ」
「今回はしっかりと爆睡してるわね本当…………」
「…はっ…」
「あっ!メリーおはよ!」
「……蓮子。」
「?どうしたの暗い顔して」
「えっ、と…ちょっと悪夢見ちゃって…;」
「…そう。トースト作ってくるから待っててねメリー」
「、えぇ」
「「いただきます!」」
「ね、どうどう?」「美味しい?」
「…美味しい」
「やったー!」
「今日は何をするの?いつも蓮子が決めてるけど…」
「あ、メリーやりたいことあった?」
「いや、別に」
「ふぅん……」「じゃ諏訪大社にでも行く?」
「えぇ」
「よし!じゃあレッツゴー!!」
「(蓮子……。)」
「蓮子、飲み物買ったのなら早く行くわよ」
「待って待ってこの飲み物売り切れじゃん!!」
「早く選んで」
「テヘ☆」
「はぁ………」
「やっぱり此処は綺麗だね!」「メリーもそう思うでしょ?」
「えぇ。」
「もう1つの諏訪大社行く?」
「いや、大丈夫…」
「…ねぇ、やっぱりメリー顔色悪くない?」
「そ、そうかしら?」
「何かあったのなら話してよね」
「…えぇ」
「私お腹すいてきたから何か食べよっかな〜」
「おにぎり持ってきたわ、公園で食べましょう」
「メリー準備いい〜!」
「ほとんど私が準備してたけどね…」
「やっぱり、夜って来るのが早いわ…」
「時間は知らない内に過ぎる物よ、蓮子」
「確かにね」「…よし、そろそろ寝ましょうか」
「えぇ…」
「、おやすみ」
「おやすみなさい…」
ー夢ー
「…竹林?」
『──────────!』
『────────。』
【ドカン(爆発)】
「!!」
「はぁ…、危ない…早く逃げないと…」
【ドカン(爆発)】
「また?!」「私は早く元の世界に帰らないと…」
『マエリベリー・ハーン、どうして帰ろうとするの?』
「またこの声…」「何回も言いますけど、私には秘封倶楽部というものが…」
『……いずれ、マエリベリー・ハーン。貴方は幻想郷に来てもらうわよ』
「そもそもなんで私は幻想郷に…」
『*さあ、どうしてででしょうね*』『今回は帰っていい事とするわ。』
「は、はぁ…」
『*さぁ、女の子が待ってるわよ*』
「な、なんで蓮子の事を…!?」
『さぁ…?』
「メリー、メリー!」
「あっ……」
「なんか最近ずっと起きるの遅くない?」
「それは…えっと…夢で……」
「また夢?」
「……。」
「早くご飯作ったから食べてね」
「うん…」
「「ご馳走様でした」」
「今日は一日中ゴロゴロするわよー!( 疲れたし」
「メリー、テレビなんかやってる?」
「えーっとねー……」「あ、伏見稲荷」
「伏見稲荷がどうしたの?」
「これ1週間前の録画のやつなんだけど…」「ここ見て」
「どれどれー?」
「…これ、境界の境目が見えるの」
「え?でもメリーって能力…」
「無いわ…」
「能力戻ってきたってこと?」「いいなぁ……」
「メリー、今度伏見稲荷に行きましょ!」
「思ったら即行動ね…」
「そりゃあ…気になるし!あぁ楽しみ♪」
「…( 笑 )」
ー夢ー
『こんにちは〜♪』
「やっぱり貴方ですね…」
『えぇ。あの〜、お願いがあって』
「はあ…お願い?」
『えぇ、辛い思いをすると思うけど…。』
「辛い…思い……」
『そうよ、そのお願いはね』
『──────────。』
「…え?」
『それじゃあよろしくね』『もしできなかったら次の日私からそっち側の世界に向かうわ』
「待っ」
「…。」
「…zzZ」
「…………っ!(首を絞める)」
「…うっ?!…ちょっ…と
どう…したの、メリー」
「えっ、あ、……ご、ごめん、寝ぼけてたみたい」
「そう…。おやす、み…」
「…。」
ミーンミンミンミン
「あーっっつい!メリー冷房もっと強くして〜」
「もうこれで限界よ?!」
「だって暑いんだもん…」
「とりあえずもう限界だから、これ以上冷たくすると凍っちゃうわよ」
「えぇー」
「伏見稲荷行くんでしょ。」
「あ、そうだった!」「歩きで電車まで着くから途中まで歩きで行こう!」
「えぇ」
「…貴方と居ると、世界が色鮮やかになる、私、幸せよ」
「別れのセリフみたい(笑)」
「…本当に別れたら、蓮子はどうする?」
「えっ…。」「それは…………」
「ごめんね、難しい事聞いちゃって」
「ううん!全然大丈夫だよ!」
「思ってたより人多かったね〜」
「そうね…何よりも人混みが……」
「大丈夫?メリー人混み苦手じゃなかったっけ…」
「…大丈夫…。」
「無理しないようにね、メリー」
「…えぇ。」
「よし!鳥居入るぞ〜!」
「鳥居に入るだけなのに…(笑)」
「なんか鳥居って良くない?」
「うーん…なんとも…」
「えぇぇ?!」
「蓮子鳥居入るわよ」
「待ってメリー置いてかないで〜!」
「「…?!」」
「何ここ……」
『ふふっ』
「…夢の人と同じ声…」
『私は八雲紫。名前は覚えておいて欲しいわ』
「八雲…紫…。」
『私が貴方達の人類を全員消滅させたわ』
「…!!」
「どうして…」
『私の事は、あなた』
「…私?」
『そう、マエリベリー・ハーンだけが知っていて欲しかったの』『…でも、邪魔者が居たようね』
「なっ…」
『マエリベリー・ハーンには私のことを継いでもらおうと思ったわ』
「……」
『幻想郷は…忘れ去られた者しか来られない』
『…私、メリー、貴方に頼んだはずよ』
「簡単に大切な人を殺せるわけが…!」
『…無理だとは分かっていたわ。そりゃあ大切な人だもの……。メリーが死ねば私は蓮子の事は殺さない。…私は時期に消える。だからもう賢者は居なくなる。…八雲紫という存在は無くなる。』
「…ちょっと聞きたいんだけど…なんで能力も消したの…?」
『…*それは普通に能力があったら邪魔かもしれない、って思って消したわ。というかなんで私が能力を消したかなんて…*』
「だって色んなことを起こしたのはあなただから。」
『…さて…宇佐見蓮子、覚悟はいいかしら』
「か、覚悟…ええっと…えっと…」
「 ( 走 」
『メリー?!』
「…八雲紫さん、メリーの事追いかけてきます」
『……』
「(私が死ねば、蓮子は殺されなくて済む…それなら…!)」
「メリー」
「……。」
「メリー!!」
「!」
「…ありがとう、蓮子」
好きよ、メリー。貴方の事が好き
それは私の一番の秘密__。
私達、出会わなかった方が良かったのかもって。
全てが失われて、誰もが居なくなったら。
世界に残された秘密は誰が暴くんでしょうね…。
失われて 忘れられて 彷徨って 立ち尽くして
喜びも 悲しみも
夢でしかないのなら うつつでしかないのなら_!
秘封倶楽部を続けましょう・終わらせましょう
__𝑒𝑛𝑑__
「 星 降 る 夜 の ユ ー ト ピ ア 」