この作品はいかがでしたか?
22
この作品はいかがでしたか?
22
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そして来てしまった同窓会の日。
どんな服で行けばいいか分からず陽菜に聞いたら、いつもよりもちょっとおしゃれな服でと言われたので、前に買った服にした。
蓮には、行かないでと何度か引き止められたが、陽菜に行くと言ったので、蓮を置いて会場へと向かった。
ホテルに足を踏み入れるとびっくりした。
煌びやかな内装に、クラクラするほどの光を放つ大きなシャンデリア。
これが一流ホテルというものだそう。
これだけで1億円以上してるだろうって下世話なことを考えてしまう。
すると後ろから声が聞こえた。
「真子〜!!」
振り返るとそこには3ヶ月ぶりに会う陽菜の姿があった。
陽菜「なんか真子に会うの久しぶりな気がする笑」
真子「確かに笑 3ヶ月しか経ってないのにね笑」
3ヶ月というのは陽菜の結婚式の時に会ったぶりということで、今は陽菜は結婚相手とラブラブだそうだ。
陽菜「そういやどうなの?噂の彼氏くんとは!
あの背高いイケメンくんとはどうなの!真子!」
なんとなく聞かれる気がしていたので、用意していた話をしていると、後ろから足音がどんどん近づいてきた。
「ここで合ってる?」
陽菜「うん!合ってるよ〜!久しぶりだね!渡辺くん!」
振り向くとそこには何年かぶりに見た渡辺くんの姿があった。
翔太「そうだよね!いつぶりだろ?もしかしたら卒業式の日以来かもね、」
陽菜「そんな経つか〜ほら真子!渡辺くんだよ!!」
陽菜に背中を叩かれて挨拶ぽいのをした。
真子「あぁ、えっと、久しぶりだよね、たぶん」
翔太「そうだよね、全然会ってないもんね。」
真子「だよね、なんかかっこよくなってますね、」
陽菜「片言じゃん笑 人見知り発動しちゃってんじゃん笑」
なぜか片言な文になってしまったが、それほど緊張と人見知りでいっぱいいっぱいなんだって自己暗示をかけておいた。
今回集まるのは、あと三人でそのうちの1人は付き添いらしい。
そろそろ来るんじゃないかって構えていると、3人揃って来た。
阿部「久しぶり〜!ごめんね!ちょっと遅れちゃってさ、」
陽菜「大丈夫〜!!じゃぁ全員集まったことだし始めよ〜!!」
そう言って同窓会は始まった。