テラーノベル
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¡私の名前はレッタ!
どこにでもいる普通の高校生。
今日は友達とカフェに行くことになってたんだ。
すっごい楽しみ。
けどその友達が全然来ないんだけど、
¿まさか遅刻?
まじありえない。 と、思ってたら丁度来たみたい。
「ごめーん、バスが遅れててさぁ…」
「ううん、全然待ってないよ⸮」
「あ、アイロニー記号付いてるよ。¿やっぱ待ったでしょ?」
「いや全然待ってないから大丈夫だよ⸮ 」
いっけなーい、アイロニー記号が付いちゃった。
悪いクセだね。
そのまま私達はカフェに向かうことにした。
そのカフェは口コミ通り、すごく綺麗だった。
ここにして大正解だったね、そう言いながら店に入る。
「¡うわ、すごい綺麗!」
「そうだねー、とりあえず何か頼もっか。」
私はレモンティーで、友達はミルクティーを頼んだ。
そして注文した物が運ばれてくると、すぐに私達は雑談に勤しんだ。
「えっ‽ レッタって彼氏いないの‽ 」
「いないよー、彼氏はいないよ⸮」
「…またアイロニー記号付けちゃって、¿本当はいるんだ?」
「……彼氏はいないよ⸮」
私は顔を真っ赤にしながら、そう話す。
友達も流石に察したようで、少しあたふたしながらも
ミルクティーを飲んで心を落ち着けているようだ。
「…¿すぐ彼氏いるの?とか聞いちゃう私って、やっぱ良くないね」
¿恋人いるの?って聞けば良かった。私ってダメだ。
そう自嘲気味に言う彼女を見て、私は少し申し訳なくなる。
本当は彼氏も彼女もいないんだ。
友達…マリーの事が好き。
マリーは私がレズだって分かっても、ちょっと慌てはしたけど
決して馬鹿にしたり気持ち悪がったりしなかった。
理解しようとしてくれた。
¡ああ、やっぱり好き!
私はそう考えていると、無意識にカフェのテーブルをひっくり返してしまっていた。
「れ、レッタ‽ どうしたの‽ 」
「…どうもしないけど⸮」
「ちょっとぉ、¿どういうことなの? 」
コメント
3件
ついアイロニー記号ってなんだ??って思ってる読み始めて一発目で調べてしまった¡このビックリマークとはてなのくっついたのどうやって出すんだろ¿
¡見てくれてありがとうございます! アイロニー記号の使い方は分かるかな⸮ 皮肉を示す時に使うんだ… えっ‽ 知ってたの‽ 君は小説マスターだ!!!!そう名乗ってくれ!!!!