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キーンコーンカーンコーン
「ここで終わります」
とチャイムのあとに言ったのは私たちの担任、星川先生だった
みんなはそれを言ったあと、猛スピードで帰る生徒や友達の喋る生徒で溢れていた
5分後
教室はやっと静かになった
「しの〜、どうぞ」
と私にノートを渡すのは友達のみきだった
みきは私の性格が似ているからクラスメイトから双子って言われているんだ。
私、佐月しのはどこにでもいる普通の女の子だけど、私には夢があるの。
それは、小説家になること。私の大好きな有名作家あいなさんみたいに有名作家になるのが夢なんだ。
みきが渡してくれたそのノートは、ただのノートじゃないの。
中にはオリジナル小説のアイデアがあるんだ。
あと1冊あって、今書いている途中なんだ
面白いでしょ?
「みき、ありがとう」
「どういたしまして、小説の方はちょっと待ってて」
「OK、楽しみにしているね」
「OK」
「ねえ、一緒に帰らない?」
「いいよ」
私とみきは一緒に教室を出た
「今どんな感じ?」
「結構いいよ」
「そっか、楽しみだな」
こうして、私の生活は平和だった