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太宰探偵社・死神太宰15→『』
敦→[]
死ネタ(?)注意 ⚠️
いやあっという間に10いいね超えましたね
ありがとうございます!
………………….始まり………………………
中原は太宰をおんぶして
暗い夜道を歩いてた。
『んん、…中也、?』
「太宰、起きたか、」
『うん』
「体がしんどいとかねぇか?」
『ないよ』
「それなら良かった」
「なぁ太宰」
『どうしたの中也』
「手前は俺の事覚えてねぇのか?」
『覚えたも何も、今日会ったばかりだよ?』
「はは、そうだな」
………………数ヶ月前……………………..
辺りの建物が崩れた大きな抗争があったのだ
ポートマフィアと武装探偵社は横浜を
守る為協力してその抗争を止めようとした
けれど”上手くいかなかった”
皆が傷だらけで瀕死は何人もいた
その中に太宰も居た
太宰と俺がいる所に 大きい瓦礫が落ちてきた
すると太宰は俺を突き飛ばしこう言った
「だざッ!」
『中也、君にお願いだ。君だけでも
生きて幸せになって』
太宰はにこりと笑い
そして瓦礫の下敷きになった
俺は瓦礫をどかし太宰を抱き締めた
その姿は酷かった
太宰の目から光が無くなり
体も 冷たくなっている
「太宰、…ゆっくり休め…」
「来世も又逢えたら次こそ守ってやる…」
中也 はそう言い 力いっぱいに
太宰を抱き締めた
[中也さん!無事で何よりです!]
「敦…、」
[中也さん、其の抱き締めている
人は誰ですか?其れに重症が無いですか!]
[早く病院に連れて行かないと!]
「は…?手前、太宰の事忘れたのか…?」
[太宰って誰ですか?]
その後何故か皆太宰を忘れていた
「手前等太宰を覚えてねぇのか?」
探偵社も皆口を揃えて
誰?と言った
首領にも姐さんにも聞いたが
分からないと言った
太宰の情報も調べたが全部消えていた
「何でだよ、…くそッ」
異能力の所為だろう 太宰の異能力は
異能無効化だが 此奴は 死ねば例え
異能無効化でも異能は効く
俺はその異能力者を殺す 絶対に
…………………………………………………..
あの時太宰が言おうとした事を思い出した
”ごめんね”
それから今日死神と名乗る少年が
目の前に現れた
其奴は15の時の太宰の容姿をしていた
其の時俺は其奴を太宰の生まれ変わりだと
思っただから太宰治という名前をつけた
ちゅ、…や
ちゅうや、!
『中也!』
「どうした?太宰」
『其れはこっちのセリフだよ、中也』
『それより 、先刻 は
黙ってたけど、どうしたの?』
「ただの考え事だ、気にするな」
『分かった』
家に着き ドアを開けて 太宰を下ろし
「ほら着いたぞ」
『うん』
『御苦労様中原中也、おかげで
僕は疲れずにすんだよ』
「次からは自分で歩けよ」
『嫌だよ、面倒臭い』
「はぁ、ほら中に入ンぞ」
『はぁい』
太宰が家に入った後中原は
外へ残っては煙草を吸い
「次こそは絶対守ってやる」
………………………終……………………….