テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

My memory

一覧ページ

「My memory」のメインビジュアル

My memory

3 - 一緒に逃げよう?

♥

30

2024年03月21日

シェアするシェアする
報告する

逃げよう?


 

 

 

 

 

 

研究員…「やぁ、Matt…起きたか?」


 

 

 

 

Matt…「ウィーーーーーン」(起動音)

Matt…「おはようございます。」


 

 

 

研究員…「あぁ、おはよう」

研究員…「調子はどうだ?」



 

 

M att…「はい。とても良い状態です。」


 

 

 

研究員…「そうか!なら、今日も仕事をしてもらおう。」

研究員…「今日も1日頑張ろうな。」


 

 

Matt…「はい…」

Matt…(もう、昨日みたいなことはしたくない、なんとかして逃げよう…)

Matt…(あれは、本当に苦痛だ。)


 

 

 

 

研究員…「さて、と、」

研究員…「じゃあ、ここの部屋に入って。」


 

 

Matt…「はい。」


 

 

 

研究員…「よし、じゃあ次はここに寝転がるんだ。」


 

 

 

Matt…「はい。」


 

 

 

 

研究員…「少しの間待ってろ。」

「実験用具を準備してくる。」


 

 

 

 

Matt…「分かりました。」

Matt…(チャンスだ)

(逃げるなら今しかない。)


 

 

 

研究員…ガチャ)(部屋を出て行く音)


 

       1分後


 

 

 

Matt…ガチャ)(部屋を出る音)

Matt…(とりあえず、人気のなさそうなところに行こう。)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Matt…テクテクテク)


 

 

 

Matt…(あ、見つかってしまう…)


 

 

Matt…(もう、僕を探しに来たのかな)

Matt…(見つかったら完全に痛い目に合うだろうな…)


 

 

Matt…(とりあえず、ここの部屋に入ろう!)

Matt…「はぁ…もう大丈夫かな…?」


 

Matt…「うわっ」


 

Matt…「そこで何してるんですか?」

Matt…(びっくりした)


 


 

? ??…「あ、あぁ僕?」


 

 

M att…「はい。そうです」

Matt…「貴方以外誰が居るんですか?」


 

 

???…「それもそうだねw」


 

 

Matt…「貴方、『笑う』事ができるのですか?」


 

 

???…「あ〜、まぁね」


 

 

Matt…「貴方もロボなのになぜ感情があるのです?」

???…「あぁ〜、実は僕もね、逃げてきたんだよね」



 

 

?? ?…「で、逃げる前まで…つまり今日まで

ずっと、ここに居たんだ」


 

 

???…「今まで、実験させられたんだ。」

???…「でもね!『頑張って!』って応援してくれる研究員が一人居たんだ。」


 

 

???…「その人は、いつも実験した後に、楽しいお話をしてくれるんだ!」

???…「多分、少しでも僕に気を楽にさせてくれようとしたんだと思う。」


 


 

? ??…「それで、たまに、いつもより痛みの強い実験がある時は、別の研究員達に反対してくれる時もあったんだ。」

???…「僕は、その人と居るのが好きだった!」

「そうしてるうちに、色んな感情が、ロードされていたんだ」


 

 

M att…「なるほど。そうなんですね」

 

 

???…「うん。」

 

 

Matt…「でも、その人と居るのが好きなのに、なんで逃げてきたんですか?」

 

 

???…「裏切られた気がしたから。」

 

 

???…「今日実は、僕が死ぬかもしれないくらい痛みの強い実験があったんだ。」

「つまり、僕が壊れるかもしれないくらいの電流や、僕の中の機械と別の物を入れ替えて、実験したりするんだ」

 

 

 

???…「僕は、その研究員が反対して、助けてくれると思ったんだ」

???…「でも、違った。助けてくれなかったんだ。」

 

 

 

 

???…「僕は、裏切られた気がしたよ。

『ごめんね…』って言ってた。僕はその後、ものすごい痛みに耐えて、我慢しきれなくなって、自分から、コードを抜いて逃げてきたんだ!」

 

 

 

Matt…「そうだったんですか…」

 

 

???…「そう!だから、今ここ隠れてたんだ!」

???…「あ!ちなみに名前聞いてなかったね!」

「何て言うの?」

 

 

 

Matt…「僕の名前は、『マット』です」

「『М』『A』『T』『T』と書いて、マットです」

 

 

 

???…「そうなんだ!僕は、『エッド』!」

「『E』『D』『D』って書いて、エッドだよ!」

 

Edd…「よろしくね!」

 

 

Matt…「はい」

 

 

 

Edd…「よし!良かったら一緒に『逃げよう?』」

Edd…「案外楽しいかもよ?」

 

 

 

Matt…「はい。じゃあ、お願いします」

 

 

Edd…「もう!タメ口でいいよ!別に敬語じゃなくても!」

「逆に固く感じるし、気楽に行こー!!」

 

 

 

Matt…「はい」

(じゃなくて……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Matt …     「うん!」

loading

この作品はいかがでしたか?

30

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚