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アイマスク
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らっだぁさんに借りたパーカーを綺麗に畳んでそれらしい袋に入れる。
「…はぁ、行きたくない」
みんなと会いたくない。
でも、学校には行かなければならない。
「……クラスは違うし、休み時間に会わなきゃ大丈夫か」
帽子を深く被って立ち上がる。
隠すために。
表情も、思いも、全てを。
「…ともさんやらっだぁさんのとこにちょっとだけ、いさせてもらお」
袋を大事に抱えて部屋を出た。
クラスの友人と会話をしながら歩いていた。
ふとその前方にぺいんとたちがいた。
「?、あれトラゾー?あいつらんとこに行かなくていいの?」
「え、あー…たまにはいいんじゃない?別に俺がいなくても楽しそうだし」
若干、浮かない顔をしてる感じではあるが、俺がいなくても大丈夫だろう。
「…なんかあった?」
「んや、何もないよ」
心配そうに俺を見る友人に笑い返す。
「…まぁ、トラゾーがいいってならいいんだけど。あんま無理すんなよ?」
「ありがと」
3人に気付かれないように距離をとって歩く。
振り向くなと願いながら。
ぺいんととしにがみさんが同じクラスだから自然とそこに集まっていたが、どうにも行く気にならない。
向こうもこっちには来ないようだ。
ありがたいけど、寂しさや悲しさを感じる。
「(俺、なんかしたのかな。…でも、ぺいんとならその場で言ってくるだろうし、…でも、クロノアさんまであんな態度取るってことはなんかやっちまったんだろうな)」
外を見ると、ぺいんとたちがいた。
体育の合同授業らしい。
ふと、クロノアさんと目が合ってしまって慌てて視線を前に戻した。
俺が窓際の席なのは知ってるからずっとこっちを見ていたのか?とも思ったがその考え頭を振って消す。
「(んなわけねぇっての)」
この授業が終わったら昼休みだ。
みんなに捕まる前にらっだぁさんのとこに行こう。
「(来るかどうか分かんないけど。……いや、きっと来ないだろうな)」
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