元貴side
あの後は何事もなかったかのように
過ごして滉斗のお兄さんと滉斗と一緒に
晩ご飯を作って食べてます。
滉斗のお兄さんもいるからちょっと緊張する
けど、ご飯が美味しすぎてそれどころじゃない。
滉斗『めっちゃ黙々と食べてるけど笑』
元貴『うん おいひい』
滉兄『おっきくなるといいね〜』
おっきくなるという言葉に少々引っかかる
ところもあるけれど、いつも1人で食べてるから
すごい新鮮で楽しい。
…家族がいたらこんなにも楽しい時間なのかな、
滉斗『…元貴?』
元貴『あっ ごめん考え事してた!』
僕が笑ってそう言うと、
滉斗のお兄さんは真面目な顔をしながら言った。
滉兄『てかさっき何してた?』
滉斗『…え?』
元貴『んぐっ…けほけほっ(咳)』
いきなり言われたのでお茶が喉の変なところに
引っかかってしまった。
…やばいバレたらどうしよう、
滉斗『げっ…ゲームしてた!』
元貴『うんうん、!』
滉兄『まじで?結構危うい声聞こえたけど』
滉斗のお兄さんであるだけすごい
感が鋭い。お兄さんも頭良いんだろうな…
元貴『あんまゲームしたことないから!
優しくしてねって、!』
滉斗『そうそう、!戦闘系だから!』
滉兄『ふ〜ん まぁ元貴くんが楽しそうなら
良いんだけどさ』
滉斗のお兄さんまで僕のことを気にしてくれる。
良い人に恵まれてるな〜、、
全員『ご馳走様でした』
元貴『…お腹いっぱい、』
滉兄『…』
僕が下を向いていると滉斗のお兄さんが
僕の隣に座って僕の頬を優しく触った。
滉兄『…すんごいふにふに、』
元貴『ん、?///』
滉斗『…( ・̆-・̆ )』
滉斗がすっごい口をへの字にして見てる…
嫉妬、してるのかな、?
可愛いっ…///
滉兄『…口かわいーね』
元貴『ありがとうございます、///』
滉斗『ちょっ…あんま触んないで、』
僕がそう言うと滉斗は僕の手を引いて
ぐいっと引き寄せた。
肩が当たるぐらいに引き寄せられた=
ゼロ距離 ってこと
滉斗のお兄さんの前なのに緊張して、
恥ずかしくて顔が熱くなるのを感じる。
滉斗『俺のだから、』
元貴『っ〜////』
滉兄『はい笑 滉斗から聞けて良かったよ笑』
滉斗のお兄さんがそう言うと、
滉斗は僕から目を逸らしながら顔を赤く
染めていた。学校の時はみんながいるから
クールな滉斗だけど、2人きりになると
甘々になる。さすがに可愛すぎない、?
元貴『…』
滉斗『う〜ん、、でもさぁ…』
滉兄『いや分かるよ?でもね…』
なんか恋バナしてるんだけど、
眠くて全然内容が入ってこない…
何が“でも”なんだろ…
分かんない、眠い、、
僕がうとうとしていると滉斗と滉斗の
お兄さんが微笑みながら言った。
滉斗『元貴〜笑』
滉兄『眠そう笑』
元貴『ん、、うん、』
滉斗『ん?笑』
やばい何をどうすれば良いのか分かんない…
僕が下を向いていると滉斗が笑いながら
僕を姫抱っこした。
元貴『ん…?えっ、滉斗、!やだっ、////』
滉斗『ベット連れてく』
滉兄『りょ』
滉斗はそう言って僕を姫抱っこして
階段を上る。
滉斗の体温が伝わってきて暖かい。
すんごく眠くなる。
僕が半分目を瞑っていると、
滉斗は笑いながら言った。
滉斗『寝顔可愛い、笑』
元貴『…起きてるからね、』
滉斗『うわびっくりした!笑』
滉斗の驚いた声が響いてる、、
意外とビビリなところも可愛いな、
僕は滉斗の腕の中でいつの間にか眠ってしまって
いた。
次回 最終話
コメント
11件
もう最終話ですか…😢 純粋もっくん拝めなくなるの辛し… もう3人仲良すぎてほぼ家族だから結婚してください!許します!←だから誰
うぅ…もう最終回になっちゃうのか……今回の話も良き良きでした!!
無理なのはわかってるけど、 続いてほしい、、、、 私の生きがい〜!!