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つきっちやっぱり天才だわ、毎回泣きそうになってる😭なんなら自室に1人なら泣いてるw
〖偽善者〗
僕がいいと思うことは悪いこと
僕の優しさは偽善、
そして僕は紛れもない
水「あのっ…!学習委員で困ったこととかあったら僕に行って欲しいなっ」
僕は感じた
あ、間違えたんだ
って
だって空気が変わっちゃったもん
みんな僕をゴミのような目で
見るんだもん
その時の空気は
僕にとって
辛くて重くて自分が憎くなる空気だった
後日先生に呼び出された
先「お前はあの時空気が変わったのがわかるか?」
水「はい……」
先「お前があそこで言ったからあの空気になったんだぞ?」
水「……」
先「あいつはしないのになんで」
「言うんだって感じた人もいる」
水「はぃ…」
先生の言葉はあっているはずなのに
一言一言が僕の心に
小さなナイフとして降り注ぐ
先「ちゃんと謝れ」
水「はい…」
水「……」
僕の唯一いいって思っていた
優しさは
ずっと他の人から邪魔な存在だったんだ
僕は帰り道で思った
僕の優しさは他の人からすれば迷惑だったんだ
僕はその瞬間
好きって思っていた
自分の優しさが
大嫌いに変わった
キモくて反吐が出るくらい
大嫌いになった
そして家に帰り
ばたっとベットに倒れ込む
そして僕は
目の前の血が着いている刃物を手に取った
そしてその刃物で
腕に赤い線を作った
何本も何本もしてもうこの手は止まらなかった
まるで壊れた心をまた抉るように
壊すように感じた
黒「近寄ってくるな」
「この偽善者が」
水「えっ……?」
白「今までの俺らへの優しさは嘘やったんやろ?」
水「ちがっ___」
青「こんだけ初兎を傷つけておいて」
「言い訳は見苦しいで」
水「っ”…」
赤「偽善者はいれいすにいらないんだけど」
桃「この声覚えてないの」
〖みんなの優しさなんて嘘に決まってるじゃんっw!〗
〖みんなまんまと騙されてくれるよね〜w〗
桃「もういれいす抜けて」
「リスナーさんを騙すやつはいらない」
水「っ”…ごめんねっ」
タッタッタッタッ!
水「っ”…!!」
僕はもう分からなくなった
メンバーに偽善者って言われて
会議に出ても僕の居場所なんてなくて
水「うぁ”あぁぁあっ”!!」
僕はその場にあった
しょうちゃんの誕生日のために買った
花が入っている花瓶を振り落とした
パリンッ
とガラスが割れる音がする
水「もう嫌だっ”嫌だっ”!!」
メンバーから初めて貰ったぬいぐるみを投げて机の上にある皿やコップを
全て落とした
水「なんで僕ばっかっ”!!」
「なんでっ”なんでっ”!!」
誕生日に貰ったぬいぐるみを
僕はカッターでぐちゃぐちゃにして
綿を出してばらまいた
水「っ”…」
集合写真だ
でもいらないっ
こんなものっ
ガシャンッ!!
気持ち悪いっ
水「気持ち悪いっ”!!」
投げたもので電球が割れたって何も思わなかった
水「はぁっ”…はぁっ”」
僕はまた壊すために
自分の部屋へ向かった
水「っ”!!」
ガシャンッ!!
あにきと買ったマイクも
いふくんから貰った服も
しょーちゃんとの写真も
りうちゃんとお揃いのものも
ないちゃんに貰ったパソコンも
全部壊した、
水「っ”…」
また僕は真っ暗なリビングに行った
そして落ちた薬瓶を取って
そこにあったお酒で
口に含んだ大量のクスリを
流し込んだ
気分がふわふわする
水「……」
僕はそこにあるカッターで
自分の腕を切った
今入る限りの力で、
何本も何本も作って
もうなんか
全部疲れたな
水「……」
僕はそこにあるソファーに
倒れるように眠った
パチッ
目を覚ますとクスリの効果は消えていて
ズキズキと頭が痛んだ、
いつもなら片付けるのに片付けようなんて
思わなかった
あの日の残像をずっと引きずるように
忘れないように
おはツイ、しなきゃ
〖おはいむ〜!今日はりうちゃんとお買い物するよー✨!〗
なんて嘘を込めて
送信した
そうすると
〖実写楽しみにしてます!〗
〖楽しんできてください!〗
水「……」
いつもなら頑張ろうって思ってるのに
思えないや
もう、疲れちゃったな
今日、ファンミーティングか
前のマイクとパソコン残ってるかな
スタスタッ
メール~
桃〖今日の配信頑張ろ〗
赤〖一応ほとけっちも来て〗
青〖はやくこいよ 〗
水〖うん、すぐ行く〗
水「ふぅっ…」
ペチペチっ
水「よしっ笑顔っ!」
大丈夫僕ならいつも通りを演じれる
桃「よし、始めるよ」
「~~~~~!」
淡々と始まっていく
ぼくの大嫌いな時間
水「あ、えっと」
「なんて言おうとしたか忘れちゃった〜っw!」
「どうもほとけでーす〜!」
白「どうも初兎ですー!」
そうやっておついれまで終わった
水「今日はおつかれ、僕抜けるね、」
桃「あっ…ほとけ____」
プツンッ
ないちゃんが何か言おうとしてたけど
もういいや、
どうせ悪口だし
いらないから抜けてって言うだけだし
おつツイしなきゃ
〖今日の企画もめっちゃ楽しかった〜!明日も会いたいな〜おやすみー!〗
水「笑顔……作れてたかな」
せめて、自分の仕事はして寝よう
水「これも優しいなのかな」
もうわかんないや
桃「あっ…ほとけっち……!」
赤「切りやがって…」
桃「ねぇみんな今時間大丈夫?」
「話したいことがあるんだ」
青「大丈夫やで」
赤「うん大丈夫」
白「俺も大丈夫やで」
黒「おん、やけどどうしたん?」
桃「その、ほとけのことなんだけど」
「明日さ、いむんち行かない?」
赤「……」
白「俺、行きたい、ちゃんといむくんと話したい」
青「みんな行くなら俺は賛成やで」
黒「せやな」
赤「でも、あのボイスはなんなの…」
桃「分析してもらったんだけどAIらしい」
青「っ…謝らんといけんなっ」
桃「うん、だからまた明日ね」
水「……」
また大量のクスリを飲んで
お酒で流し込んで寝る
そうしないと寝れなくなった
これだったら早く起きれるし
バタッ
今日は床に眠った
パチッ
また朝が来てしまった
〖おはよー!今日は歌ってみたが上がるから楽しみにしててね!〗
水「……」
「今日は何しようかな」
もう気力すらわかないや
ガチャッ
桃「いむっ”!!」
水「ないちゃんっ?」
なんでっ
みんなきたのっ
桃「はぁっ”…はぁっ”」
「っ”…ごめんッ”」ポロッ
水「………はっ?」
なんでっ
桃「ここまで追い込んでごめんっ」
「俺っリーダーなのにっ」
なんでっ
桃「いむのこと追い詰めてばっかだったっ”」
「ほんとにごめんっ”」ポロポロ
なんで謝るの
水「偽善者にやめてよっ、」
「もっと自分が大っ嫌いになっちゃうじゃん」
白「っ”…いむくんは偽善者なんかやない」
水「でもっ僕なんかっ…」
いらないよっ
赤「ほとけっちッ…りうらはいむがいないと俺もいれいすやめる」
水「ダメだよっりうちゃんには信じてくれているリスナーさんがっ」
青「……ぶっちゃけさ、てめぇがいねぇといれいすになんねぇんだよ」
黒「やからさほら、おいでや」
「また一緒に頑張ってくれるかっ?」
水「……!!」
その言葉が僕の心に刺さっている
ナイフを1本ずつ抜いてくれる感じがした
タッタッタッタッ!
ギュッ
水「っ”…ごめんなさいっ”…」
「僕っ”自分が分からなくなってっ”」
「全部っ”気持ち悪くてっ」
「壊しちゃったっ”」
白「ならさまた買いに行こーや」
「みんなでなっ!」
水「っ”…!!うんっ!」ポロッニコッ
青「一時はどうなるかと思ったけど」
「良かったな」
桃「だね」
水「んふッ…w」
僕さずっと辛くて
死にたいって考えていない自分なんか
忘れたんだ
でも大切な人達が思い出させてくれた
ありがたいね
ほんと
そしてね!
僕、分かったんだ
死が救済じゃないって
助けてくれるのは
いつでも人間だって
大っ嫌いな人間だって
気づいたんだ
そして
だから、あとほんの少しだけ生きてみない?
絶対に僕らが歌で笑顔にさせる
声が枯れてもずっと伝える
もう絶対自殺する人なんか
作らないし、見捨てない、
約束する、
みんながいつか生きたいって思えますように
僕はそう、祈ってるよ
ずっとね______。
〖偽善者〗__𝐹𝑖𝑛.
書き溜め10個近くあります🙄