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エース
「レイー!見つけた〜!」
デュース
「本当か?あ、レイ!」
『なんだ、どうした』
グリム
「レイ〜〜!!」
『何をそんなに急いでいる』
デュース
「実はな〜〜〜」
『もしもの時にリーチ兄弟を
相手にしてほしい、な
悪いが、今回ばかりはやりたくない』
相手をしてほしい。直接盗むわけじゃ
ない。でも、盗む手助けをすることに
なるのは変わらない。だから、
ユウ
「なんで?どうして?相手を
してくれるだけでいいんだよ?」
監督生は、私の手を掴んで言う
うるさい
__ポタ
ユウ
「盗んでくるのは私達でやるからさ」
うるさい
__ポタ
ユウ
「レイなら相手くらいできるでしょ!」
うるさい、うるさい、
うるさい、うるさい
__ポタ ポタ
ユウ
「エース達のお願いでもあるの!」
うるさい!!!!
__ポタポタポタポタ
もう、いい。違う、違うから。僕は、
相手をするだけ。どうしてもって
頼まれたからするだけ。盗む物だって、
価値のないやつだから
__ポタ
それに、マレウスも寮が騒がしく
なったら嫌だって言ってたし、
やりくてやるわけじゃない
__ポタ
殺して食べて盗むアイツと、守り神様が
やるからと知らんぷりして贅沢してる
アイツらじゃないから。そうだ、それなら
『いいぞ』
黒いシミは、増える。増える
ジャック
「本当にいいのか?少し顔色が悪いが」
ユウ
「ありがとう!!」
『手、離せ。それで、行くんだろ?』
デュース
「ま、待て!水中で息が
できる魔法薬は?」
ジャック
「そうだった!どうするんだ」
『それなら大丈夫だ。1時間ぐらい
なら息を止められる話もしようと
思えばできる』
僕は強いんだ。これくらいわけない
口に巻いている包帯も、サラシも水に
潜るようにある
鬼殺隊の鍛錬や血鬼術で水に潜ることが
あったからな
羽織は、、、仕方ない。置いて行こう
兄さんとのお揃いの羽織がびしょ濡れに
なったり汚れたらたまったもんじゃないな
エース
「もう、なんでもアリかよ
よっし。んじゃ、行きますか!」
グリム
「アストランティカ記念博物館に、
写真を取りに出発!なんだゾ!」
そこに広がっていたのは、鬼がいた
世界では絶対に見れないものだった
でも、なんでだ?綺麗なはずなのに、
今からすることを考えると、まったく
綺麗に見えない。どうしてだ?
そして、アストランティカ
記念博物館についた、が
「「休館日!!??」」
ジャック
「おいおい、間が悪すぎるだろ」
休館日、なんだ。じゃあ早く帰ろう
デュース
「今日は一切リーチ兄弟からの追跡は
なかったが、まさかこれを知ってて?」
エース
「いや〜、それはどーだろうな」
ジャック
「ここまで来ておいて、
尻尾巻いて帰れってのか?」
エース
「ちょい待ち。俺に考えがある」
グリム
「ふな”っ!人魚の世界じゃ、
警備員もやっぱり人魚なんだな」
デュース
「何を当たり前のことを」
エース
「よし。んじゃ、俺が人魚の警備員の
気を引いてるから、お前達はその間に
こっそり裏から忍びこんで、写真を
拝借してきて」
ジャック
「1人で大丈夫かよ」
エース
「ジャックは馬鹿正直だし、
デュースは途中でボロ出しそうだし
ま、俺に任せとけって」
そう言いエースは警備員の元へ言った
エース
「うわ〜〜っ、マジかよ!?」
警備員
「ん?キミ、どうしたんだい?」
エース
「今日って休館日なんすか?
信じられねぇ。ココにくるの、
めちゃめちゃ楽しみにしてたのに」
警備員
「おや、君、変わったおひれをしてるな
陸の人間か?こんなところまで1人で
来たのかい?」
エース
「はい!俺、子供の時から人魚の
世界に憧れてて、お小遣いためて
魔法薬手に入れて、やっとここまで
来たんですよ
やべー本物の人魚だ!マジかっこ
いい!もっと良く見せてもらっても
いいですか?」
警備員
「そ、そうか?背びれも見る?」
グリム
「アイツ、よくあんなにすらすら
嘘が口から出てくるんだゾ」
デュース
「完全に警備員が会話に気を
取られてる。今のうちに行くぞ!」
ジャック
「アズールが指定した場所はここだな
宮廷音楽家ーーーー写真、こっちは
ーーーー写真。随分とたくさん
飾ってあるな。確かに、これなら1枚
くらい拝借してもわからねえまかもな」
デュース
「10年前のリエーレ王子の来館記念
写真は…あったぞ。これじゃないか?
リエーレ王子、ご学友とご来店
エレメンタリースクールの遠足の
記念撮影みたいだな」
グリム
「ちっせー人魚がいっぱい
映ってるんだゾ」
ジャック
「アイツ、何でこんなものを
取って来いって指名したんだ?」
デュース
「わからないが、とにかくこれを
持って帰れば、頭のイソギンチャクが
取れる!拝借していこう」
大丈夫、大丈夫、大丈夫
僕はアイツらじゃない
ジャック
「警報機すらついてねぇ。本当に
ただの記念撮影写真らしいな
少し拍子抜けだ」
警備員
「ん?お前達、そこで
何をしている!?」
グリム
「ふな”っ!?やべぇ、警備員だ!」
ジャック
「気は乗らないが仕方ねぇ
少しの間眠っててもらうぜ!」
『ッ!』
違う、違う、違う、違う!
殺してない、気絶してるだけだッ!
そして無事に抜け出した
エースはまだしゃべっでいたがエースも
こちらに戻って来て帰ろうとした、が
2人の気配だ
ジャック
「!待て」
ユウ
「今、何か凄く長い影が」
フロイド
「あ〜〜、いたぁ♡
あれ、シャチちゃんもいる〜」
ジェイド
「ごきげんよう、みなさん。またしょう
こりもなく海の底ヘいらっしゃったの
ですね。今度はレイさんも連れて」
ジャック
「出たな、ウツボ兄弟!」
ジェイド
「どうやら、写真を手に入れたご様子」
フロイド
「偉いねぇ。いい子いい子。でも、
それ、持って帰られると困るから俺
達と日没まで追いかけっこしよっか♡」
エース
「やっぱ、そうくるよね〜。こんな
楽勝でクリアできるわけないと思った
俺らを日没まで追いかけ回してタイム
アウトさせてから、ボコッて写真も
頂こうってんだろ?
そうすりゃイソギンチャクも解放
しなくていいし、この写真も手に
入るもんな!」
ジェイド
「フフフ 最小限の手間で、最大限の
利益を得る。それが、賢いビジネスと
いうものですから」
ジャック
「なっ、本当に悪どいな、てめーら!」
ユウ
「で、でも!今回はイグロくんもいる!」
ジェイド
「いくらレイさんでも、海の中で
私達にはかないませんよ」
僕がお前達にかなわない?
面白い事を言うな
僕は一気に距離を詰めた
2人と戦うのは気が引けるけど、そんな
弱音は言わない。だって僕は強いから
僕は刀を鞘から抜かずに、右から左、
2人に首に振りかかり、すんでの所で
止めた
「「ッ!!」」
ゴクリ
つばを飲み込む音は
リーチ兄弟から聞こえた
エース
「マジか。もう最強じゃないか
で、ユウ。こっからどうする気
だったわけ?」
デュース
「考えなしに来たわけじゃないんだろ?」
ユウ
「とにかく、写真を守ろう!」
デュース
「なるほど、単純でいい。得意魔法
なしにどこまでやれるかわからないが」
ジャック
「ここまできたら、
やるっきゃねぇだろ!」
〜〜〜
フロイド
「あー、追いかけっこもいい加減
飽きてきた。シャチちゃんは怖いし〜」
ジェイド
「それは同感てます。ですが、
あと少しですよ。楽しみましょう」
ジャック
「おい、ユウ!このままじゃ
陽が落ちちまうぞ!」
グリム
「ユウ、本当にこの
作戦で大丈夫なのか?」
ユウ
「絶対に大丈夫!あの人達なら」
あの人達?嫌な予感がするが